今日は雲ひとつない晴天に恵まれたということもあり、とあるマンションの最上階にやってきた。所在地は「鶴橋」駅から徒歩2分、天王寺区東上町三丁目だ。
この写真はバルコニーからのビューなのだが、大阪を囲む山々を一望できる非の打ち所がない抜群の眺望だ。夜になれば100万ドルの夜景とまではいかずとも、ヘネシー片手に女性を口説くには上出来なロケーションだ。多分。
目線の高さからもお分かりいただけるかと思うが、本日紹介する物件は高井不動産。「儲かりまっか」の問いかけに「バリバリやでぃ」と答えてしまう、そんな絶好調なシャッチョさんに向けてお送りしよう。その反対に、絶不調のシャッチョさんは記事を読み進めながら士気を高めていただければ幸いだ。
スーパービッグバル
まず見ていただきたいのが、この規格外の広さを有するルーフバルコニー。先ほどの写真もここから撮ったものである。一体何㎡あるのだろうかと計測を試みたが、持ち合わせの5メートル巻き尺では一辺の計測すらも不可能だった。故に、「広い」なんて言葉だけで表現するのはあまりにもチープ。もう少し偏差値の高そうな言い方で表現するなら「めっちゃ広い」といったところだろう。
露天ジャグ
スーパービッグバルにはセレブの象徴『ジャグジー』だ。
パーティー好きのシャッチョさんにはたまらない。贔屓にしている美女たちを招集して、ホームパーティーを開くのはいかがだろうか。堅実なシャッチョさんなら、災害時に備えて貯水タンクとして使っても良いかもしれない。
「俺は稼いでるZE」を全面に主張するラッパーのPVにも使えそうな雰囲気なので、絶賛ハスリン中の売れっ子ラッパーにもピッタリの物件だ。
※ハスリン:「稼ぐ」の意。ラッパーがよく使う。
23帖のリビング
続いては室内を見ていこう。めっちゃ広いバルコニーに比べると少し見劣りするが、それでも23帖と十分過ぎるほどの広さだ。写真奥側には11.5帖のダイニングキッチンがスタンバイ。要するに、LDKとしては計34.5帖の広さを有する。
事務所としても使いたいところだが、あいにく事務所使用はNG。ここでは日々多忙を極めるシャッチョさんの贅沢なプライベート空間として満喫していただこう。
円形に折り上げられた天井には上等なシャンデリアをぶら下げたくなる。散りばめられたダウンライトと相まって、夜になればアダルトでムーディーな雰囲気を演出できるだろう。
その為、この空間だけで3機のエアコンが取り付けられている。私なら毎月の電気代が怖くて仕方ないが、あなたが稼ぎまくりのシャッチョさんであれば気にすることはないはずだ。
おっちょこちょいのシャッチョさんも安心だ。
分かれ道
トイレから出るとこのような景色が広がっている。3つの扉のうち、どれかがどこかに繋がっていることは間違いない。ただ、その詳細は不明だ。
ではまず、左手の扉を開けてみる。その後は右手の扉、最後は正面の扉という順で見ていくとしよう。
洗面ボウルは一般的なサイズだが、その周囲には舟盛りでも置けそうなほどスペースが余っている。天板がワイドなおかげで、ドライヤーなどかさばる機器も放置し放題だ。
黒船
そしてバスルームはなんとブラックシップ。
周囲には艶のあるタイルが張り巡らされ、浴室乾燥機、追い焚きなどの設備もいわずもがな。儲かっているシャッチョさんの職場環境とは真反対の、とことんブラックな浴槽がスタイリッシュだ。
この部屋は9帖でウォークインクローゼット付き。実はこの隣にも7帖の洋室がもうひと部屋あるのだが、特段の盛り上がりもなさそうなので割愛させていただく。
正面の窓は南向き。先程の上階でもそうだったように、この物件はどの空間にいても良い日当たりに巡り合うことができるのだ。
上下合わせて125㎡の居住空間に広すぎるビッグバルコニー、おまけにジャグジーまでついて賃料は込30万円ポッキリ。しかも、敷金礼金はゼロでの募集開始だ。
儲かって仕方がないシャッチョさん、この露天ジャグジーに浸かりながら、今後の日本の景気を見通してみてはいかがだろうか。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:52340)