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東二ハイツ
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東二ハイツ
ごきげんよう、渋井不動産の時間だ。

本日は谷町線「天神橋筋六丁目」駅から徒歩6分、北区本庄東二丁目に佇む築42年のチクフルビルヂングからお送りしよう。

紹介の部屋は2階。エレベーターはないが、2階程度なら階段の方が圧倒的に早いだろうから、むしろラッキーだと思って欲しい。10キロの米を担いで上ることを考えると少々気が引けるが、慣れてしまえばどうってことはないだろう。

東二ビル
玄関ドアには古代エジプトの壁画を思わせる謎の生物が彫刻されている。高級感のある落ち着いた黄土色だ。古臭さは感じるが、「レトロ」と言えば聞こえも良いだろうか。
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これまたレトロさを感じる玄関土間だ。敷き詰められた小石に古き良さを感じるのは私だけだろうか。

シューズボックスの上部には花でも飾りたくなる。ちなみに、玄関に花を飾るのは風水的に良いらしく、運気アップにも繋がるそうだ。知らんけど。

そんなことは置いといて、こちらの物件は64㎡の2LDK。早速その全貌をご覧いただこう。

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土間を上がってまず現れるのは8帖の洋室だ。

鈍い光沢を放つえんじ色のフロアタイルが良い感じに渋い。右手の襖を開けると和室に続くのだが、開けっ放しにしておくか、いっそのこと取り外してしまった方が広々使えて快適そうだ。

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少々いびつな形状の和室は約9帖。畳職人のワザが光る。

い草の香りは極薄だが、破れや擦れもなくまだまだ現役バリバリの様子。形状を活かした面白い空間作りが楽しめそうだが、私個人的には「間取り図を作るのが厄介だな」と思ってしまう。

ここを寝室にするなら、ベッドよりもせんべい布団がよく似合う。

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和室には何やら見慣れない装置が取り付けられている。

黒い輪っかのようなものを引っ張るとビヨンと伸びるのだが、一体何に使う物なのだろうか。

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ビヨン。

ちょうど良い塩梅のフックを見つけたので、そこに輪っかを引っ掛けてみた。うむ、謎は深まるばかりだ。

おそらくだが、この物件にはバルコニーがないので、それを補うための装置ではないだろうか。要するに、「洗濯物はこの紐に吊るせ」ということなのだろう。10秒ほど真剣に考えた私なりの結論だ。

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12帖のLDK

L字型のLDKは12帖という広さを有するが、ここはダイニングとして割り切るのが良さそうだ。ソファとテレビも置けなくはないが、そうなると少し窮屈に感じるかもしれない。64㎡の2LDKとは言え、二人暮らしがちょうど良さそうだ。ま、和室で川の字で寝るなら4人家族でも十分生活できるが、子どもが高校生になる頃にはさすがに厳しいものがあるだろう。

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高い収納力を持つ幅広のキッチンだ。換気扇は少し頼りなさそうだが、窓さえ開けておけば換気面の心配は必要ない。現状コンロは置かれていないので、お好みの一品を用意してくれ。

幅広だからこそ成し得たダブルシンクには洗い物も溜め込み放題だ。

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角度を変えて見てみよう。

この日はまだ内装工事が終わっておらず、壁紙はだらしなくベロンチョしていた。入居する頃にはビシッとめかしこまれてるので安心してほしい。

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続いては水回りだ。

コンパクトではあるが、独立洗面台があるのは嬉しいポイント。あいにくカランのみでシャワーは使えないので、ここで朝シャンを済ませることは少々難しそうだ。

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レトロな室内とは異なり、トイレには比較的新しいウォシュレット付きの便器が導入されている。

TOTOが誇る名器,その名も『SH61BAK』だ。

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在来工法で仕立て上げられた広々な浴室だ。

追い炊き機能もついており、足も思い切り伸ばせるので、ゆとりのある優雅な入浴タイムが約束されている。問題はこのレトロさをどう受け止めるかのみ。あなたの器の大きさが試されるときだ。

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おまけ

物件の一階部分にはカーシェアステーションがあるので、先客さえいなければいつでも利用可能。スバルが誇る名車『インプレッサ』がスタンバイしているぞ。

ちょっとした買い物や外出時には大活躍してくれること間違いなしだ。

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北区は本庄東二丁目から登場した当物件は「天神橋六丁目」から徒歩6分。梅田までも自転車で行けるし、レトロさは満載だが、築浅マンションには出せないがあるのも確かだ。

レイアウトの悩ましさとバルコニーなしのハードルは少々高めだが、64㎡という面積に対して大変お求め安い賃料で募集開始だ。

敷金ゼロ礼金10万、管理費込みの7.6万円でご賞味あれ。

お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:51768)

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  • 使いにくさも愛らしさ、天六の64㎡は込7.6万円。
  • 北区

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