近年のK-POPブームの影響もあってか、平日であるにも関わらず活気と賑わいに溢れている。韓国料理店だけでなく、韓国アイドルのグッズを取り扱うショップも多く点在しており、若い女性グループは今日もキャピキャピとはしゃいでいる。
紹介の物件はそんなコリアンタウンのすぐ近く、生野区は桃谷三丁目に眠っている。
外壁は綺麗に塗り替えられているし玄関ドアも新品同様なので、外観からは築年数相応の傷みを感じない。
広々な玄関土間
早速室内を覗き込むと、奥行きのある広々な玄関土間が現れる。
自転車はおろか、400cc程度のバイクなら普通に駐められそうだ。言わなくても分かっているとは思うが、壁の向こうにはお隣さんが生活している。そのため空ぶかしは厳禁だ。そのほか、家の近くまで帰ってきたらエンジンを切るなどの配慮も忘れずに。
先に言っておくと、当物件の間取りは6K。考え方によっては5Kとも取れるが、ここでは6Kということにしておこう。
私が今立っている部屋が4.5帖の和室で、真ん中の和室は2帖。同じ和室だし間仕切りもないのだから、「6.5帖の和室」と呼んでも良い気がするが、そこはあなたの判断にお任せしたい。ちなみに一番奥の洋室は4.5帖だ。そして残りの3部屋は2階でスタンバイさせている。おとなしくしていると良いのだが。
私の背後にある引き戸を開けると水回りに続く。まずはそちらを見ていこう。
エアコン完備
風呂場は至ってFutoo・・・ではなかった。
どういうわけかエアコンが完備されているではないか。普通は浴室乾燥機のはずなのに、なぜエアコンなのか。
確かに、これから寒さが身に沁みる季節に入るわけだが、真冬の風呂ほど震えるものはない。まず服を脱いだ瞬間に寒さが襲ってくるし、湯舟に浸かって温まったと思いきや、風呂からあがった瞬間に再び寒さが襲ってくる。そんな時にこのエアコンは大活躍するだろう。しかし、浴室乾燥機でもいいはずだ。とにかく、水を浴びせて壊さないようにご注意を。
美しい天板に調理スペースは皆無だが、給湯器もあるしコンロさえ置けばそれなりに使いやすそうだ。と思ったのも束の間、目を凝らしてよく見て欲しい。なにか違和感を覚えないだろうか。
そう、コンロに繋ぐためのガス栓がないのだ。カセットコンロで乗り切るしかないのかと辺りを見回してみると・・・あった。
まるで熟年夫婦の距離感だ。コンロと一緒に長めのガスホースを用意するのもお忘れなく。口では簡単に言えるが、こんなに長いホースはどこで手に入るのだろうか。業務用レベルの長さだが、業務スーパーには売ってなさそうだ。
市松模様のフローリングがレトロな雰囲気に拍車をかけるが、今となっては逆に斬新だ。少しインテリアに凝るだけで、築浅には出せない趣のある味わいを楽しむことができるだろう。
決して広くはないので荷物は置けそうにないが、洗濯物を干すだけなら十分に機能してくれるだろう。バルコニーからの眺望はご近所さんのバルコニーが拝めるぞ。派手なパンツを干せないのはお互い様だ。
50㎡の6Kという細分化された間取りではあるが、客人を大勢招いたときには重宝しそうだ。風呂場のエアコンに遠すぎたガス栓、ツッコミどころは多いが、バイクが駐められるほど広い玄関土間は希少だ。さらに、こちらの物件はペットの飼育も相談可能。しかも大型犬・小型犬・猫を問わない。もう一つオマケにSOHO利用も相談可だ。
敷金ゼロの礼金1ヶ月、賃料は共益費込みの5.7万円で募集中。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:51063)