そう、本日の記事は売買物件の紹介です。
例え間取りが気に入ったとしても、室内の雰囲気が好みに合わなかった場合、検討リストから除外せざるを得ません。しかし、それはあくまでも賃貸の話であって、今回は売買物件です。つまり、別に現状のまま住む必要は全くございません。リノベーション後で恐縮ですが、ここからお好きなようにリノベーションを施すことができます。
正面の扉がLDK、左手の扉には水回り、そして右側には洋室①という並びですね。まずは手始めに水回りから見ていきましょう。
さて、水回りを一通り見終えたところで、洋室①を見にいきましょう。
13.5帖のLDK
皆さまお待ちかねのLDKは13.5帖。
窓は西向きで日当たりはそこそこ良いといったところ。正午を超えてくると徐々に太陽が顔を出し始めるイメージです。
壁紙も去ることながら、サンプルで置かれているソファも派手派手ですね。これらの家具は契約書にハンコを押した瞬間に消え去るので今回は無視するとして、まずはバルコニーから見ていきます。
ちなみにバルコニーはマンションの「共用部分」にあたる為、物を置いたりリノベーションしたりすることはできませんので、あらかじめご注意を。実際、それを守っている人がどの程度いるのかは分かりませんが。
万能二重窓
遮音・防音性の高い二重窓が、静かな暮らしを提供してくれます。気が利きますね。
また、二重窓のメリットはそれだけではありません。結露の予防も期待できますし、断熱性が高いので冷暖房の省エネにもつながります。その上防犯性も高いスグレ物です。デメリットとしては、バルコニーに出るのが少し面倒なことくらいでしょうか。
次にキッチンを見ておきましょう。
新品のキッチンパネルには私の姿がうっすらと映り込んでいます。それほどツヤツヤという意味でもありますが、何はともあれ裸じゃなくて良かったです。
洋室②
LDKの隣には8帖の洋室。壁紙がさらにうるさくなりました。これはこれで強いこだわりを感じられますが、普通の白い壁紙では物足りなかったのでしょうか。
もちろん、こちらの窓も二重窓になっているので、隙間風や騒音の心配はご無用です。
ところどころ置かれているスタンド照明も、もれなく消えてなくなるので予めご了承のほどを。
和室と洋室②に続く壁を全てぶち抜けば、27.5帖の広大なリビングを持つ1LDKになりますし、うるさい壁紙を剥がせばコンクリートの躯体が露わになります。コンクリート剥き出しのままでインダストリアルな空間を楽しむも良し、インテリアに合わせて塗装を施すも良し、フロアタイルを引き剥がして無垢フローリングを敷くのも良し、はたまた芝生を植えるも良し。先ほども申し上げましたが、売買物件だからこそ、自由でわがままな部屋づくりが実現するのです。
「どんな部屋にしようかなぁ」なんて相談も喜んで承りますので、ぜひあなたのワガママをお聞かせください。
最上階の75㎡という広さを誇る当物件、なんと1,980万円でのご提供です。とはいえ、額が額なので、いまいちピンとこない方のために簡単なローンシミュレーションを。
例えば金利0.7%の35年ローンを組むと仮定した場合、月々の支払い額は5.8万ちょい。そこに修繕積立金と管理費が乗しかかったとしても、月々8万ちょいで夢のマイホームを手に入れられる計算です。もし、1,000万円ほどのリノベーションをかけて総額2,980万円となったとしても、月々は12万切るほどです。
「家を買う」ということは、その土地に腰を据えなければならないという覚悟も必要になります。しかし、わがままリノベーションが完成した途端、そんな悩みは微塵たりとも吹き飛んでいることでしょう。
もう一度言います。あなたのワガママ、お聞かせください。