そして紹介する物件はというと、ビルの最上階メゾネット。タイトルにもある通り「高すぎたメゾネット」なのだが、どう高すぎたのかをご覧いただこう。
フルリノベーション実施
玄関を開けると即LDK。
13帖ほどの広さで建具や設備は全て新品。実は前住人がかなり長い間住んでいた経過があり、退去を機にフルリノベーションが行われたのだ。確か10年ほど住んでいたとかなんとかだった気がする。
ただ換気扇に関しては不安しかないし、なんか近い。せめてもうちょい上にしないと、お気に入りのリーゼントヘアーが巻き込まれてしまう恐れがある。何を言っても設置されてしまっているものは変えようがないので、調理の際のリーゼントは避けたほうが良い。
お伝えした通りメゾネット物件なので、上階への階段が仰々しく伸びてるのがわかる。このため、リビング空間は広さの割に少々タイト。というか形がそもそも尖っているので、家具の配置には緻密な計算が必要になってくる。
窓の方角は東向きなので、採光に関しては問題無さそうだ。
撮影時はこのように腰までの高さの間仕切りしか無かったが、現在はガラス戸でしっかりパーテーションされている。設備を全て入れ替えてあるので浸かり心地もいいだろうが、詰め込んでいる感は否めない。
エアコンあり、収納ありの文句無しではあるが、正面にクローゼットが2つ(両開き・片開き)あるのがお分かりいただけるだろうか。これからそれを見ていただきたい。
隠し扉
覗き込むと、なんと玄関扉が現れた。
実はこのメゾネットは上下のどちらからも出入り可能、なのだが、上階入り口になぜこの収納っぽい折戸を取り付けたのかは不明。出るときはいいが、入ってくるときは内側から押す格好になる。「収納かと思いきや、玄関なんです」という、1人に対して1回限りのサプライズをするためだろうか。
SOHO利用可
外をチラリ。
もうひとつお伝えすると、このメゾネットは9階・10階ではあるが、エレベーターは9階まで。この10階から入ろうと思うのなら、9階で降りて共用部の階段をのぼって、の形だ。
これをどう使うかというと、お客様を招くときだ。例えば下階はリビングなのであまり見られたくない。ただお客様は上階の洋室に通さないといけないときに、この扉から出入りしてもらえばリビングを介さずお招きできる。
この物件はSOHO利用可なので、そういったときにはこの扉が意外と重宝するかもしれない。
設備が全て新調され、モノが良いのは理解していただけたかなと思う。ただ「高すぎた」という理由は、47㎡で14.5万円という賃料だ。(礼金は15万円)広さに対してこの賃料となると、やはり「ちょっと高いよおとっつぁん」と言わざるを得ないのだが、それでも紹介に至った理由は「こんなメゾネット物件、他に無いよね」という希少価値の高さがあったからだ。
浪速区湊町のすぐそばでSOHO可物件をお探しの方、ビルの最上階で内装新品のメゾネットはいかがだろうか。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:49854)