「あの部屋」が帰ってきた
お待たせいたしました。
渋井不動産が愛してやまない南堀江の名作マンションより、この度「あの区画」が募集開始いたします。
実は最近までこのマンションは「1R」タイプの1部屋のみ募集しておりました。ただ、その1Rの部屋もすでに入居が決まってしまい、満室御礼感謝感激状態でした。このマンションを愛する渋井としては非常に嬉しいことだったのですが、これから来るお客様をこのマンションにご案内する機会が無くなるという少しの寂しさもありました。
しかし今回、かつて人気を誇った「1LDK」タイプが数年ぶりに空室になったのです。我々渋井も久しぶりに目にする部屋ですので、ワクワクしております。
ちなみに、募集が開始される部屋はこれから見る部屋の反転タイプになります。なので脳内で反転しながら読み進めていってください。
玄関土間を越えると、間仕切りの無い開放的な空間が広がります。広さは約36㎡ほどですが、体感はそれ以上に広く感じます。(先ほども言ったように反転タイプになりますので、スマホでご覧の方は逆さに向けるなりしてイメージをしてみてください。)
なぜ数字以上に部屋が広く感じるか、その正体は後ほどお伝えします。
モノコック構造
さて、それではLDKを見てみます。
「どこまでがLDKやねん」というツッコミがありそうですが、写真右上の天井部の出っ張りを基準に脳内で部屋をセパってください。そうするとインビジブルLDKが浮かび上がり、広さは10帖ほどであることがわかります。(脳内でセパった後、反転させることをお忘れなく。)
ちなみに、この物件の大きな魅力のひとつが壁式鉄筋コンクリート構造(モノコック構造)であること。一般的な住戸は木の柱や梁といった「骨組み」で支えているのに対し、モノコック構造は「外皮(天井や壁や床)」全体で支えて受け止める構造になります。そのため、耐震性や耐久性だけでなく、耐火性・遮音性・耐熱性にも優れています。
「コユーン」なキッチン
こちらがキッチンです。
渋井ブログに「コユーン」の愛称で度々登場しているタイルと、オーナーが退去の都度ピカピカに磨き上げる愛情たっぷりのステンレスキッチン。腱鞘炎になりそうなほど磨き上げるので、見た目はほぼ新品です。(腱鞘炎になりそうなオーナーを想像していただいた後、反転させることをお忘れなく。)
※コユーン:濃ゆいグリーン
広さは6帖ほどで、正面の工具が置いてあるスペースはクローゼットになります。入居の際はカーテンが備え付けられますので、来客があったときもシャッと隠すことができます。
そして照明はスポットライト。塗装仕上げの壁に美しくバウンスする光が、大人っぽいムーディーな空間を作り上げてくれます。(天井・壁は全て塗装です)
二人で暮らすにも十分な広さで、実際過去に登場したときはカップルや新婚さんがご入居されました。
天上部にカーテンレールが走っていますので、カーテンを付けていただければ無事に視界をシャットアウト。プライバシーは確保されます。
ただ、このまま広いワンルーム的な感覚で使っていただいても素敵です。
キッチン奥のこの渋いガラスが目印ですが、実はこのガラスは現在生産しておりません。もし割ってしまった場合は同じものを取り付けることができなくなってしまいますので、割らないよう扉の開閉はゆっくりでお願いいたします。
ここだけ見ると海外のホテルのようで、異国感満載の空間。この雰囲気が好きな人は好きでしょうが「トイレとお風呂が同じ空間はちょっと」という方もいらっしゃるかと思います。しかし、両者はキャッチボールができるくらい離れているので、お互いの水で濡れることはなく、安心かつ快適に水を使うことができます。
そして、室内が数字以上に広く感じる理由は、このように水回り設備がひとつの空間にまとまっているからなのです。
西長堀駅まで徒歩4分、周辺には関西スーパーやKOHYOもあり、新生活を始めるには何ら不便はありません。そんな場所の名作レトロマンション1LDKが、賃料は込8.5万円で募集開始いたします。(礼金は20万円)
写真の枚数の割に口数が多くなってしまいましたが、それだけこのマンションは渋井の愛情が深い物件であり、オススメしたいのです。何度も言いますが、実際は反転タイプであること。そして、現在は1部屋のみ募集であることをお忘れなく。
お問い合わせは、渋井不動産まで。