待たせたな、渋井不動産だ。
今日はここ、北大阪急行電鉄南北線「千里中央」駅に来ている。北大阪急行電鉄南北線とは言っても、実質的には御堂筋線の延長線であるため、終点「なかもず」駅まで乗り換えなしでアクセスできる。心斎橋や梅田までも乗り換えなしで行けることは今更言うまでも無い。
正面のカッコいい建物は「せんちゅうパル」で、160もの様々なショップや飲食店が詰め込まれており、大体のものは揃うだろう。
ということで早速本題に入ろう。
やってきたのは先ほどの場所から15分ほど歩いて、箕面市船場西三丁目。古くからの分譲マンションが建ち並ぶ閑静な住宅街だ。紹介するマンションもそのひとつ。築40年のれっきとしたチクフル分譲マンションだ。しかし、その室内はそこらへんのデザイナーズマンションを嘲笑うかのようなリノベーションが施されている。
フルリノベーション
ほらね。
天井や床には全て無垢材が使用されており、玄関を開けた瞬間から、無垢ならではのヌクモリ、略して「ムクモリ」を全身で感じ取ることができる。ヌクモリ過ぎて暑苦しくならないよう、壁紙を脱ぎ捨てて露わになったコンクリートが、室内をクールに引き締めている。白壁はもちろんオール塗装仕上げ、その質感に一度ハマればもう壁紙には戻れないだろう。
正面向かって左側にはLDKが広がっており、右側には2つの洋室と水回り、そしてストックルームがスタンバイしている。まずは右側から攻めていこう。
照明はたった2灯の裸電球のみ。確かに暗いが、この洋室に於いてはそれでいい。否、それがいい。幸運にも天井のシーリングは残されているので、明るい方がお好みであれば、照明の増設はラクラクだ。
選び抜かれたトイレ
続いて水回りを見ていこう。
室内を見てもらえれば、オーナーが相当の凝り性であることは一目瞭然だ。であれば、きっと水回りの設備にも抜かりはないだろう。
このスタイリッシュな便器も、きっとオーナーこだわりの一品であることに違いない。ウォシュレットの水圧加減が好みだったのかもしれないし、便座ウォーマーの温もり具合が好みだったのかもしれない。当たり前のことだが、オーナーこだわりの便器を味わえるのは入居したあなただけの特権だ。
鏡の木枠は特注品だろうか、部屋の雰囲気にマッチしている。
32帖LDK
お待ちどう、本日の目玉である32帖のLDKだ。
この広大な空間にも、抜かりなく手の混んだリノベーションが施されており、インダストリアルとムクモリが絶妙なバランスで織り混じった空間に生まれ変わっている。ひとつずつ紹介していくとキリがないほどだ。
それにしても、家具が置きっ放しになっているではないか。上等な家具ばかりなので、きっとオーナーの忘れ物だろうと思ったのだが、なんとこの家具たち、全てそのまま使ってくれていい。
本革ソファー
買えばウン十万、ともすればウン百万はするであろう本革ビッグL字ソファーも付いてくる。ベッドなんてかなぐり捨てて、このソファーで眠ってしまいたい。座り心地は言わずもがな、病みつきになってしまうこと間違いなしだ。
ホームシアター
驚くことに、ボタンひとつでホームシアターの出来上がり。
そして嬉しいことに、プロジェクターも完備。やっぱり映画はこっちで見た方が良さそうだ。巨大ソファーに浅く座って映画を観れるなんて、何と贅沢なひとときだろうか。あのテレビは大人しく「テレビ」として正統派に使うことになりそうだ。
アイランドキッチン
毎日のお料理はこのキッチンで。
マグロでも捌けそうな調理スペースと4口のコンロは、魚焼きグリルが付いていないことを忘れさせてくれるだろう。天板と床が同一素材になっており、オーダーメイドであることが分かる。オーナーのこだわりは計り知れない。
冷蔵庫ももちろんご自由にどうぞ。
ロングバルコニー
最後にバルコニーをチラ見しておこう。驚きの奥行きを誇るロングバルコニーには、所有している洋服全てを干したとても持て余すほどだ。
バルコニーは東向きなので、洗濯物を干すのは午前中がベストだ。
小庭
バルコニーからは小さめの庭にアクセスできる。大きくはないが十分立派な庭なので、簡単な家庭菜園なら存分に楽しめるだろう。現状では蜘蛛の巣が張っているが、それは自然の摂理。蜘蛛も寄り付くほどステキな物件だということだ。
最寄駅は冒頭で説明した通りで、敷金ゼロの礼金3ヶ月、月々の賃料は管理費込みの21万円での大募集だ。
大阪市内でこの面積を有する分譲賃貸を探すのは困難を極めるため、さすがは北摂クオリティーと言ったところ。こんなカッコいい部屋に、ましてや家族と暮らせるチャンスはまたとないだろう。家具も全て揃っているので、お財布に余裕があり過ぎる方のセカンドハウスとしてもいかがだろうか。
お問い合わせはお早めに、渋井不動産まで。
(物件番号:48531)