今日はここ、「カンテーレ♪」でお馴染みの関西テレビ局の前にやって来た。「月9の主演とかにスカウトされないかなぁ」なんてヨコシマなことを考えながら2時間ほど待ちぼうけていたが、思いのほか何の声もかからなかったので今日のところは大人しく引き下がることにした。
だがしかし、このまま手ぶらで事務所に帰るわけにはいかない。もし何の収穫もないまま帰ろうものなら・・・おっと、これ以上は口をつぐませてもらおう。
天五中崎通商店街
向かった先は関テレから歩いてスグ、赤と白のアーケードが特徴的な「天五中崎通商店街」だ。天神橋筋を挟んで東側にあるキングオブ商店街、「天神橋筋商店街」の存在によって少し影に隠れている感が否めない。しかし、初代即戦力マックスによると、「天五のほうが美味い店多いで、知らんけど」とのことだ。
そんな商店街の中にある住めるビルヂングに、空室が出たとの情報が入った。つい最近、入居者の募集が入ったというのだから、まだフレッシュな情報であることに違いない。さっそく行ってみよう。
目指すは3階、レッツゴー。
パークビュー
敢えて言うなら、南向きの窓は黒崎町公園が見えるパークビューであるということだ。しかし、生い茂る緑のおかげで公園の様子はほとんど見えない。窓の外に緑が広がっているというのは気持ちのいいものだ。この時期、セミがやかましいということを除いては。
11帖の洋室
扉の奥には11帖の洋室がスタンバイ。先ほどの洋室と異なる点を挙げるとすれば、ここには後付け感満載の収納が設けられているということだ。後付けではなかった場合には素直にごめんなさいするのでどうかお許しを。
メゾネット
11帖の洋室を出ると階段にバッタリ。先ほど触れたケーブル類はこの階段からニョッキリしているようだ。階段のヘリにケーブルを隠す技術があるなら、はみ出たケーブルももっと上手く隠せたろうに。察するに、途中でめんどくさくなったのだろう。人間臭くて素敵じゃないか。
私の勝手な予想に過ぎないが、この階にはキッチンとお風呂がなかったので、おそらく上階にスタンバイされているのではないだろうか。もし正解なら渋井事務所にカントリーマアムを差し入れてくれ。それでは答え合わせに行こう。
10帖のLDK
トイレの隣には10帖のLDK。キッチンは上階にあるという私の予想は見事的中したようだ。コンロは比較的新品に近いものが導入されており、そのスペックはガス二口の魚焼きグリルつき。
今思ったのだが、「ガス二口」と書くと「がすにろ」と思わず読んでしまいそうになるが、「がすふたくち」で正解だ。新しいスラングが生まれたと思って、友達同士で是非シェアしてほしい。
※使用例:「え、俺んち?もちろんがすにろだぜ」
水回りルーム
ビンゴだ。
カントリーマアムをよろしく。ここには独立洗面台、バスルーム、洗濯機置き場がスタンバイ。独立洗面台はFutoo!!だ。ではバスルームはどうだろうか。
※Futoo!!:普通に良い。
広めのバルコニー
水回りルームからはバルコニーに出られる。「ビル」と聞けばバルコニーがないイメージだが、このビルヂングにはしっかりバルコニーがある。それもなかなかに広い。
バルコニーは北向きだが、周囲に日光を遮るものがないので、ばっちり日が当たっているのを確認いただけるだろう。
魅惑のハシゴ
もうヘトヘトの私に追い討ちをかけるかのごとく、ハシゴの死骸が巻き付いたハシゴが立てられている。ハシゴの作りが結構キャシャなので、折れないか不安だ。しかし、これを見るとついつい上りたくなる性分なのでズンズン上っていく。
危険な屋上
現れたのは柵なしの屋上。
日当たりが良過ぎて、もはや「良い」のかどうか分からなくなるほどだ。何なら暑過ぎて「悪い」と言ってしまいたくなる。ちなみに、向こうでそびえる頭に松ぼっくりを乗せている建物は、冒頭で私が月9のスカウトを待っていた関テレだ。
来る日も来る日も、このバルコニーで全力ダンスでもしていればいずれマスコミに注目されるかもしれない。芸能人になることを夢見ている方にとっては、毎日がオーディションというわけだ。
おさらい
さて、公園の様子がさらによく分かるようになったところで、おさらいに入ろう。
本日紹介した北区黒崎町の住める商店街ビルヂングは、谷町線「中崎町」駅から徒歩5分。総面積はバルコニー込97㎡の2SLDK。関テレと目が合いっぱなしのルーフバルコニーはあなたをスターへの道に誘ってくれるに違いない。管理会社に「SOHO利用は可能なのか」と問い合わせてみたところ、「多分大丈夫」との返答だったので、相談してみる価値はありそうだ。
敷金は10万、礼金は30万、初期費用には涙が出るが、賃料は管理費込の10万円で募集開始だ。
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(物件番号:47620)