こんにちは、渋井不動産です。野球少年たちの一生懸命な声が響き渡るこの場所は、西区本田一丁目の松島公園でございます。中央線「九条」駅と鶴見緑地線「西長堀」駅のちょうど中間地点あたりに位置するこの公園は、両駅からともに徒歩6分〜7分ほど。南に向かって10分ほど歩けば京セラドームがあり、今ここでプレーしている少年たちの中から、いずれ京セラドームでプレーする選手が生まれるかもしれませんね。少年たちの一生懸命さと笑顔を見ていると、なんだか私も純粋な気持ちになれるんです。
そんな少年少女の純粋さとオトナの欲望が交錯するこのエリアに、空室が出たという情報が舞い込んできました。現地まではここから歩いて30秒ほど。早速向かいましょう。
ワンフロア一戸
アウトローな雰囲気の階段を上りきると最上階の4階でございます。隣人トラブルの心配ご無用なワンフロア一戸。「何が一戸だ、扉が2枚もあるじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、そう焦りなさんな。すでにお気づきの方もおられるとは思いますが、後ほどちゃんと紹介しますので今はスルーしていただいてOKです。
右側の扉が玄関ドアですね。開けてみましょう。
リビングダイニングキッチン
土間を上がれば即LDKです。広さは8帖。LDKとはいえ、ダイニングテーブルを置けばギリギリな感じなので、ここにテレビは置けそうにありません。ま、無理ではありませんが、「お食事処」と割り切ったほうが良さげです。
左手に見えるカーテンをシュルリした先には水回りが3点。あまり期待はしていませんが、一応見ておきましょう。
お気づきでしょうか?シャワーの位置と鏡の位置が対面になっています。こんなの初めて見ました。どちらを向いて体を流せばいいのか戸惑ってしまいますね。湯はりと追い炊き機能こそ付いているものの、浴槽は随分と古いタイプのものが採用されています。
そして「なに言ってんの?」と思われるかもしれませんが、このキッチン、メッセージ性が強いのです。視力が悪い人のために、蛇口あたりまでズームインしてみましょう。
お水さん ありがとうございます。
前の入居者さんはお水さんに相当の思い入れがあったようです。このメッセージは次に住むであろう入居者に向けたものなのでしょうか。それとも、自分への戒めとして貼り付けたものなのでしょうか。いずれにせよ、お水さんへのリスペクトがビシビシ感じられます。
「蛇口を捻れば水が出る」
たしかに、それは当たり前のようで決して当たり前のことではありません。ましてや、よその国で水道水を飲もうものなら、たちまちピッピです。私もお水さんに感謝の気持ちを込めて、純粋な心で蛇口を捻ってみたところ、水は出ませんでした。
6帖の洋室
こちらの洋室はエアコン完備の6帖で床の素材はカチカチのフローリング。左手の窓が南向き、正面の窓が西向きとなっております。あいにくの天気ゆえ、日当たり具合をしっかりチェックできませんが、決して悪くはないと思います。
これにて室内の紹介は以上になりますが、そういえばバルコニーが見当たりません。浴室乾燥機が付いているわけでもないですし、洗濯物はどこで干せばいいのでしょうか。
ご安心くださいませ、ご案内いたしましょう。
ルーフバルコニー
現れたのはルーフバルコニー。晴れた夏の日はビッチャビチャの洗濯物も小一時間ほどで乾いてくれそうです。が、雨が降ればオシマイです。
このバルコニーからは京セラドームと、先ほどの松島公園を拝めますが、あいにく松島新地は拝めません。だからとて肩を落とさなくても大丈夫ですよ。歩いてスグなので。
そしてもうひとつ、皆さまにお伝えしておかなければならないことがあります。実はここ、専有バルコニーではごさいません。共用バルコニーなのです。
おさらい
さて、そろそろおさらいに移りましょう。
西区本田一丁目に現れた2LDKのマンションは最上階独占で、広さは40㎡。中央線「九条」駅と鶴見緑地線「西長堀」駅から、ともに徒歩6分〜7分程度。「駅チカ」とは言えませんが、松島公園までは徒歩30秒の距離で、松島新地までは徒歩3分ほど。少年少女たちの純粋さとオトナの欲望が行き交うこの場所で、お水さんに最大限のリスペクトを送りましょう。
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(物件番号:46929)