店舗・事務所可な古民家
こんにちは、広報担当のオザワです。
本日は大阪市阿倍野区にやってまいりました。阿倍野キューズモール近くです。佇まいは京都河原町の町家さながらですが、実際はめちゃくちゃ「まいど」な場所です。さて、京都で思い出しましたが、最近は古民家に手を加えてモダンな内装にした飲食店が多いです。外国人受けを狙っているからでしょう。先に言うと、かくいうここも、こう見えて事務所・店舗の利用が可能ですので、そういった目線でも室内の雰囲気を楽しんでいただければと思います。(業種ついては要相談。内装に手を加えていいかは不明です。)
エロい目線で見ても何も出てきませんので、あしからず。
下手したらバイクも突っ込めそうな土間ですが、そうするには扉をいちいち外さないといけないですし、そもそも駐車オッケーなのかどうかも確認できておりません。気になる方はお電話でお問い合わせいただければと思います。
さて、土間の先をよく見てください。うす暗い和室の先に、何か見えますね。
金魚
KINGYO。
3匹の金魚がゆっくり泳いでいる姿が描かれています。なんでも鑑定団にお願いすれば、「いい仕事してますね」と言ってもらえそうな襖。ちなみにこの家、築年数は不詳ですので、もしかしたらかなり昔の著名な画家の作品ということもありえます。
と、思ってワクワクしていたのですが、「金魚 襖 絵」で検索をかけてみたら全く同じ絵が楽天市場に「デザイン襖紙」として売りに出ていました。価格は1万+税。もっと仕事しろって感じです。
「The・昔ながら」のキッチンで、コンロ無しのシンクは広めです。先日、「万引き家族」という映画を観ましたが、作中のキッチンもこんな感じだった気がします。
※万引き家族:映画界の巨匠、是枝監督が手がけたヒューマン万引き作品。作中、万引きがめちゃくちゃ横行する。
ペット飼育も相談可
さて、金魚の襖を開けるとさらに和室。
6帖の広さで、どことなく黒澤映画の雰囲気がします。観たことは無いです。ところで先ほど店舗・事務所の相談可能というのはお伝えしましたが、実はここ、ペットの飼育も相談可能です。
犬・猫どちらも相談OKということですが、畳がエラいことなりそう。本当にいいんでしょうか。
庭付き
庭があります。
ただ見ていただいておわかりの通り、家庭菜園をするには割と改修が必要です。序盤は縁側で草を眺めるぐらいにしておきましょう。
写真左手に見える朽ちた扉ですが、朽ちすぎて壊れそうだったので開閉すらしていません。心なしかこの扉を見ていると、軍靴の足音が聞こえる気がします。
鶴
出ました。
恩返しでお馴染みの鶴です。罠にハメた狩人への復讐シーンでしょうか。その凛々しい立ち姿と背景の満月によって、鶴という存在の神々しさが感じ取れます。先ほどの金魚といい、襖へのこだわりは他の物件の追随を許しません。
しかも楽天市場で「鶴 襖 絵」で調べても出てこなかったので、「いい仕事をしてますね」の可能性も出てきました。飼い猫にズタズタにされないよう、細心の注意を払ってください。
阿倍野筋四丁目の、5Kという部屋数重視なこの物件は、広さが77㎡の賃料は8.2万円で募集中です。敷金10万円・礼金は20万円と少々強気ですが、犬猫の飼育、事務所・店舗の相談可能というポテンシャルを秘めています。また、休日は阿倍野キューズモールまでの買い物も、徒歩でラクラク行けます。
金魚と鶴、ご利益がありそうな阿倍野の古民家で、チャレンジングな新生活はいかがでしょうか。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:46581)