今日は十三のとあるビルにやって来たのだが、間違えて裏口から入ってきてしまったようだ。しかしこれは良い収穫になった。なぜならバイク用の駐輪場があると分かったからだ。「50ccなら駐めてもいいよ」という物件はよくあるのだが、ここには250ccのビッグスクーターが2台も駐められている。ひょっとすると黙認されているだけかもしれないが。
VIPなオートロック
6階に着いてみると、早速玄関ドアが現れた。と思ったのだが、どうやら違うようだ。実はこのビル、6階部分のみにオートロックが設けられており、入居者の安全をドアという名のSPが守ってくれている。まさにVIP待遇だ。しかもよく見るとこのSP、なんだかドット柄というか音楽室の壁みたいだ。もしかして吸音素材だろうか。このSPは不審者どころか騒音すらも弾き返すのだ。しかし通信教育で北斗神拳を習っていた私に死角はない。ガラ空きになったSPの秘孔を突き、開錠させることに成功した。
本日の部屋はこのまま直進して、突き当たりを左に曲がった先の角部屋だ。
共用部にこれほどこだわりがあるなんて、室内を見るのが非常に楽しみになってくる。
こんな状態ではさすがに取材を続行できない。前の入居者が退去したばかりとは言え、こんな状態の部屋を紹介したところで何も伝わらないだろう。なにより、日頃よりこのブログを読んでくれている渋井ファンの皆様に失礼だ。
今日はここで切り上げよう。そして皆様にはありのままを伝えよう。そう決心し、玄関ドアに振り返ってみると。
8帖洋室
続いて8帖の洋室。それにしても先ほどの15帖洋室も同様、以外と自由度の低い部屋だと思った。というのも、棚や建具の形を見る限り「ここにはコレ、あそこにはアレ」といったように、置く物・置ける物が限られてくるのではないかと思う。ま、物の配置に悩まなくていいと思えばメリットなのかもしれない。
W.I.C
ウォークインクローゼットだった。片方につき厚めのコート15着ぐらいは掛けられそうだが、実際に掛けたわけではないのであまり鵜呑みにしないでほしい。それにしても空間に対するこだわりは相変わらず見えてこない。特別感があるのは共用部だけで、室内は非常に住みやすそう。なぜ共用部だけインパクト「強」にしたのだろうか。
私のおかげで紹介できることに至った十三東三丁目の最上階2LDKは両面バルコニーの106㎡。それに加えてSPの吸音によって共用部も室内も静かだ。最寄り駅は阪急「十三」駅から徒歩8分。同ビル1階には歯医者があるので、虫歯の心配は不要だ。
敷金は0、礼金は1ヶ月、賃料は共益費込みの12万円。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:46279)