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渋井不動産ってどうやって向かえばいいの?

こんにちは、広報担当のオザワです。

渋井不動産が淀屋橋に移転し、早10日ほどが過ぎようとしております。僕たちもさすがに慣れてはきたのですが、お客様から「新店舗への行き方がイマイチよくわからない」という話をちょくちょく耳にします。

そこで、今回は渋井不動産の事務所へのアクセス方法をお伝えするとともに、渋井が根城にする「石原ビルディング」も併せて紹介しようと思います。

石原ビル
開始早々いきなり横道にそれるのですが、僕たちが事務所に「やっと」慣れてきたワケを話します。

先日掲載した「【追加司令】新しい渋井不動産に、辿り着け!?」で移転のことを知った人も多いと思いますが、『沖縄に行っているうちに事務所を移転したので、お前らそこに辿り着けよ。』という内容です。

あれを読んだ人から『本当に皆、事務所移転すること知らなかったの?』とよく聞かれますのでお答えすると、マジで知りませんでした。普通ありえませんよね。下見も何もせず急に新事務所での仕事が始まったものですから、慣れるのに時間がかかったのです。

石原ビル
では改めまして、渋井不動産の新事務所の場所をお伝えします。

淀屋橋の交差点に建つ「グランドセイコー」のビルです。そして矢印で示した大きい窓が特徴的なフロア、ここです。

石原ビルディング
遠巻きに見るともう少しわかりやすいです。

「グランドセイコー」のビル、右上だけ窓が特徴的なのがおわかりでしょうか。そこに渋井不動産があります。淀屋橋の交差点を形成しているビルなので、この外観を見たことある人も多いと思います。こんなわかりやすい場所なのに、なぜ「行き方がわからない」人が続出しているのか

石原ビルディング
どうも入り口がちょっと見つけにくいようです。

後ほどご紹介しますが、このビルの1階は「SEIKO」の店舗で埋め尽くされており、『あれ、住所はここで間違いないけど、どこから入ればいいの?』となってしまうのだとか。(ご存知かと思いますが「SEIKO」は時計屋さんであり、松田聖子グッズ専門店ではありません。)

そんな人は地下鉄淀屋橋駅の3番出口に来てください。すると写真中央にヴィンテージ感漂う木の扉がチラリしていますね。

石原ビルディング
ここです。渋井不動産へお越しの際はこの「石原ビルディング」と書かれた扉を開け、エレベータで8階まで向かってくださいませ。最上階「株式会社NONFIX」と記載のあるフロアです。

これで渋井不動産へのアクセスはもう大丈夫かと思います。これを見てもまだわからない人は、淀屋橋の3番出口に着いたら事務所へご連絡ください。上空から大声で案内します。

石原ビル

石原ビルディングについて

それでは続いて、「石原ビルディング」について説明していきます。

・名称:石原ビルディング(旧淀屋橋中央ビルディング)
・所在地:大阪市中央区北浜4丁目1−1
・建築年:1939年(昭和14)
・構造:
鉄骨鉄筋コンクリート造9階建地下2階
・設計:眞水・三橋建築事務所

80年前に建てられた、まさに骨董品とも言えるビルです。

石原ビル
この石原ビルディングですが、1939年(昭和14年)、その当時心斎橋にあった石原時計店が、拡幅工事を終えた御堂筋沿いに建てた賃貸ビルです。低層部は石張り、3階以上はタイル張りで、細長い窓が連続するシャープなデザインになっています。ちなみにこのビルは三代目家督石原政造という人物が建てたのですが、彼は建築にも造詣が深かったので、建設にあたってデザインも手がけたのだとか。

石原時計店は1846年に南久宝寺町で創業した老舗の時計店で、現在も石原ビルディングの1階で営業を続けています。創業170年を超えるモンスターウォッチカンパニーです。

石原ビル
これが先程お伝えした1階を牛耳るSEIKOです。

現在は石原時計店が営む国内最大級のSEIKOオンリーショップですが、その前は「日本初のオメガ専門小売店」としてその名を轟かせておりました。時代が進むにつれオメガからSEIKOへと移り変わり、現在のこの姿は2008年のグランドオープン時に完成。

石原ビル
ショーウィンドウには通り過ぎる人から羨望を集めるようなラインナップが並んでいます。

モデルに天海祐希を起用しているあたり、大人の女性がターゲットなのでしょうか。てっきり石原さとみなのかと思いましたが、そこはあまり意識してないようです。

石原ビル
別のショーウィンドウにはこんな時計も。

中央に時刻、左下は「月・日付・曜日」を示し、右下は「湿度」を表しています。その日の情報がこれひとつで完結されたかわいらしいアンティーク時計ですが、こんな珍しいものを見れるのも老舗の時計店だからなのでしょうね。

石原ビル
店舗前には石原時計店よりみなさまへのご挨拶が。

僕は深く読んでいないのですが、恐らく「明日は明日の風が吹く」的なことが書いてあると思います。

石原ビル
ビル内に入ると大理石に覆われた荘厳な空間に包み込まれ、装飾ひとつ見るだけでその経年が伺えます。
石原ビル
そして見ていただきたいのがこのエレベータのフロア表示

昨今のビルでは見ることのないデザインですが、築80年の歴史を持つ石原ビルディングだからこそ生き残ったものなのです。初めはエレベータが到着しただけで「おぉー!」と声が出ました。今となっては「無」ですが。

石原ビル
この記事を書くにあたって石原時計店のHPを参考にさせていただいたのですが、その中でも「8階はとりわけ天井が高く、大きな窓より淀屋橋が一望できます。」と紹介されています。
↓↓↓
石原時計店のHPはコチラ

先日のブログでもお伝えしたとおり取り壊しが決まっているビルであり、早ければ一年後にその時が来るかもしれません。しかし、それでも僕たちはここを新しい事務所として選びました。

大阪市の歴史を担ったこの石原ビルディング、ぜひ一度渋井の事務所へお越しいただき、その眺望歴史、そして僕たちがここを選んだ理由を感じてみてください。きっと、「(これが無くなるなんて)もったいない!と思うはずです。

お越しいただいたタイミング次第では、ヤクルトも提供いたします。

以上、オザワでした。

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  • 【案内】渋井不動産へのアクセスと石原ビルディングについて。

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