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ユニ船場
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台風で自宅待機を余儀なくされている皆様に、快晴の中央区淡路町の写真をご覧いただきたい。

赤と白のコントラストが特徴的で、どこか異国な雰囲気を漂わせるこのマンション。「お、見たことある」という方も多いのではないだろうか。撮影したのが今年の7月2日。このおよそ3ヶ月後に台風が来る。

そして、本日ご紹介するのはこのマンションの一室というわけだ。

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さて、この中央区淡路町というエリアだが、ビジネス街のほぼ中心と言っていい場所。昼間はランチに迷うサラリーマンでごった返しており、マンション1階にあるカレー屋、タイ料理屋もほどほどの賑わいをみせている。

マンション自体は昭和54年に建てられたので40歳になったばかり。まだまだこれからの、働き盛り真っ只中なわけだ。最寄り駅は北浜駅で徒歩4分。堺筋本町駅からも徒歩5分という恵まれた立地だ。

そんなことを言っているうちに、部屋の前まで来てしまった。この消火器の向こうが紹介部屋なので、さっそく見てみよう。

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 玄関までの奥行き

遠っ!

表札から玄関が遠過ぎはしないか。もはや別部屋の表札と言ったほうがしっくりくるレベルの、半端ない奥行き。たしか平井堅の眉と目の位置関係も、これぐらいの奥行きだった気がする。

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あれから8歩ほど歩いて、やっと玄関前に到着。

ではこれから室内を見ていくが、予めひとつだけお伝えしておく。撮影したのはおよそ3ヶ月前で、当時はまだ入居中だった。そのため室内は生活感で溢れているが、現在は綺麗サッパリの状態だ。まずは室内の雰囲気を掴んで、そして気になるなら現在のキレイな状態を内覧してほしい。

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ガチャリするとご覧の通り。

「ある程度荷物を片付けた」と聞きつけてこの量だったから、当時は撮影に苦戦した。なんとか頑張って撮影したので、この室内の物量を見て「こんなに物が入るのか」と参考になれば幸いである。

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元建築デザイン会社のオフィス

まず玄関扉から2〜3歩進めば左手に見えるは「オフィススペース」だ。

どこをどう見てもオフィススペースなここは、広さが8.5帖。壁一面に本がギッシリだが、これは棚の耐久性と収納力の裏返し。商業空間デザインを数多く手がけている建築デザイン会社が、ここをオフィスとして利用していたのだ。ご覧のように、余すところなく。

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オフィススペースの裏手、こちらがリビング。

14帖の広さで床一面は肌触り良いカーペット。むき出し天井の無骨さと床のソフトさで素材のコントラストを表現しているあたり、さすが建築デザインの事務所だなと感心してしまう。考えすぎなのかもしれないが。

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キッチンはなんとガスの4口。

一般家庭よりもダイナミックな設備が置かれ、事務所で盛大な料理を振る舞うときも頼りになる一品である。ただひとつ注意しないといけないことが、こんな家庭的な事務所なのにバルコニーが無いこと。そして日当たりもまぁまぁ悪めなので、洗濯物が出たときは部屋干し必須となる。「住居+事務所」というよりは、「事務所のオマケで住居」ぐらいのパワーバランスだ。

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キッチン背後にある扉をガラガラと開けると、バスルームが出現した。

入浴する側目線で縦に配置された浴槽、洗い場が無いのでこの浴槽内で身体を洗うことになる。斬新といえば斬新だが、先程も言ったように、どちらかというと居住設備としてのパワーの弱さが見える。

あくまでも、「事務所のオマケに住居」なのだ。

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そしてもう一度居室へと戻り、こちら5帖のフリースペース。前入居者はここにマットレスを敷いて寝泊まりしていたのだとか。

そういった経緯があったので今回は「LDK+フリースペース」という分けた表現にしているが、パーテーションや扉が無いので基本的には大きいワンルームと思っていただきたい。ワンルームだと19帖。

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そしてフリースペースの奥にはウォークインクローゼットも。

事務所のメンバーが4人くらいであれば、全員の荷物がここに収まるほどだろう。これで室内の一通りの空間は見終わった。

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建築デザイン事務所跡地、いかがだろうか。

正直荷物だらけでイメージが掴みにくかったかもしれない。でも、もしそうだったとしたら実際に内覧してみたらいい。中央区淡路町67㎡「事務所とオマケ住居」、賃料は込16.8万円、礼金は2ヶ月で募集開始。

この立地に事務所と住居を同時に構えられる中央区淡路町の一室、建築デザイン事務所も納得したその雰囲気をぜひ現地で味わってみてほしい。

お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:45657)

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  • 建築デザイン会社が去った淡路町のSOHO部屋、16.8万円。
  • 中央区

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