シェア
南堀江スカイハイツ
XL
南堀江スカイハイツ
本日は南堀江一丁目、なにわ筋の「西道頓堀橋北」交差点付近に来ている。目の前に見えているのは『古着屋JAM』。品揃えとクオリティーは堀江でも群を抜くが、値段設定は少々お高めだ。

今回紹介する物件は地下鉄千日前線「桜川」駅から徒歩5分。『古着屋JAM』の対角線上に位置するマンションである。ひょっとすると、この界隈でよく遊ぶという人には見覚えのある場所かもしれない。

南堀江スカイハイツ
そう、このプールのようなお風呂のような噴水が目印のマンションである。水温的に足湯でないことは確かだ。暑いので少し泳いでいこうかと思ったが、着替えを持って来ていなかったのでやめておいた。
南堀江スカイハイツ
まずはこのギラついたエレベーターに乗り込んで2階に向かう。安心の2基搭載モデルなので、朝の各停渋滞も緩和してくれそうだ。とは言っても2階なので、そんなときは階段を使ったほうが早い。
南堀江スカイハイツ
2階に着くと妙にいやらしいレッドカーペットが迎えてくれる。セレブな気分で部屋に向かおう。
南堀江スカイハイツ
セレブな気分のレッドカーペットとは裏腹に、玄関ドアは所々塗装が剥げており、アングラ感が漂っている。玄関チャイムの音は「ピンポーン」というより「ピコーン」である。
南堀江スカイハイツ
こんにちは。

ここで早速注意点がひとつ。この玄関ドアは内開きのため、玄関土間の靴は常に整理整頓しておかねばならない。しかし、内開きであることによって得られるメリットとして、防犯に強いということが挙げられる。不審者が入ってきそうになった場合、内開きなら全体重をかけてドアを閉めることができる。その反対に、家宅捜査に来た刑事にはドアを蹴破られるという可能性もある。

南堀江スカイハイツ

15帖の広すぎたワンルーム

玄関土間を上がると広すぎたワンルーム、その広さは15帖だ。これほどの広さがあると、基本的にどんな家具でも自由に配置できるだろう。ラックやパーテーションを置いて、空間を2つに分けてしまうなんてのもテクニシャンだ。

床には無垢風のフローリングマットが敷かれており、全体的にヌクモリ感のある雰囲気が漂っている。

南堀江スカイハイツ
こちら逆ビュー。

「おい、明るさが全然違うじゃねぇか」と思われた方のために説明しておこう。

南堀江スカイハイツ

ガラスブロック

明るさが違う原因はこのガラスブロックの大きな窓。この部屋は西向きで、周囲に高い建物が密集しているため、正直なところ日当たりはBADだ。しかし、それをカバーするようにこの90個のガラスブロックで採光を確保している。

南堀江スカイハイツ
次にキッチンを見てみよう。シンクの広さは普通だが、作業スペースはしっかりと設けられているのは嬉しいポイントだ。あいにくガスコンロはないので、入居者ご自身で用意していただく必要がある。
南堀江スカイハイツ
キッチンの横には大きめの押入れがスタンバイ。せっかくなので開けてみよう。
南堀江スカイハイツ
三段の押入れは奥行きも深く、使い勝手も良さそうだ。

おや?上段に段ボール箱が取り残されている。

南堀江スカイハイツ
おっと、これは驚いた。新品の2口ガスコンロ(魚焼きグリル付き)がプレゼントフォーユー。もうすでにガスコンロを楽天市場の買い物かごに入れてしまったという慌てんぼさんは、今すぐ購入取り消しすることをオススメする。
南堀江スカイハイツ
次にトイレだ。キッチン用品のあとにトイレを見せるのは少々気が引けるが、便器はウォシュレット無しのクラシックタイプ。

バスルームはFutoo!!過ぎたので今回は省略する。洗濯機置き場はバスルームの隣にあるが、残念ながら独立洗面台はない。バスルームの小さい鏡をうまく使ってほしい。ちなみに一階の共用部分には、入居者のみが利用できるコインランドリーがある。洗濯1回100円、乾燥10分100円だ。

※Futoo!!:普通に良い。

南堀江スカイハイツ
最後は見るからにバルコニーに行けそうな扉を開けてみる。
南堀江スカイハイツ

崖っぷちバルコニー

「おもてたんとちゃう。」

このバルコニーを見た私の第一声である。柵もなければ眺めもよくない。日当たりも悪いし洗濯物が乾くのも時間が掛かりそうだ。

南堀江スカイハイツ
別の角度からもパシャリ。

無駄に広い。かと言って日光浴ができるわけでもない。この写真を撮っているときの私の背後はこうだ。

南堀江スカイハイツ
超崖っぷち。

2階なので、万が一転落しても骨が3〜4本折れるだけで済みそうだが、「1メートルは一命取る」という言葉があるように、油断は禁物である。酒に酔って夜風に当たりに行くというのは余りにも危険だ。

南堀江スカイハイツ
怖じ気づいて室内に戻ってきたところでおさらいに入ろう。

今回紹介した南堀江の15帖の広すぎた崖っぷちワンルームは、千日前線「桜川」駅から徒歩5分、四ツ橋線「四ツ橋」駅からは徒歩6分だ。アメ村までも歩いてアクセスできるグッドリッチ。東心斎橋までも歩いて行けるが、自転車を使うのが吉だろう。

気になる条件は敷金0礼金2ヶ月、賃料は共益費込みの7.8万円。安くはないが、事務所としての使用も相談可能だ。しかし組事務所としての使用はお断りである。家宅捜査に来た刑事にドアを蹴破られることになるので。

お問い合わせは渋井不動産までどうぞ。
(物件番号:45486)

シェア
  • 南堀江の広すぎたワンルームは、7.8万で崖っぷち。
  • 西区

渋井不動産の最新情報をチェックする