難読地名「東小橋」
ここは大阪市東成区東小橋一丁目。
いや、そうじゃなくて「ヒガシオバセ」と読む。小橋と書いて「オバセ」。なぜ「コバシ」ではなく「オバセ」なのか、その理由は調べてもわからなかった。このあたりの住民はその読み方が当たり前のため、高橋さんは「タカバセ」と呼ばれるので予めご了承を。
この東小橋はJR環状線「玉造」駅が最寄りになり、これから見る物件からは徒歩3分の距離。通勤に環状線を利用する方は東小橋においでませ。
東小橋の住宅街、その細い路地を奥へと入っていく。
そうするとなんとなく「良さそう」な家があるので、その玄関を開けるとこのようになっている。床がコンクリ、壁はウッドチップボードでメリハリの効いた空間だ。一筋縄ではいかなさそうな、良い意味で期待を裏切ってくれそうな予感がする。
独立洗面台だ。
室内全体が無機質な表情である中、ウッドチップにフィラメント電球というヌクモリコンビで緩急をつけたかったのだろう。これを「星野伸之建築」と呼ぶ建築家もいる。
※星野伸之:最速130km/hそこそこのストレートと、70~90km/h台のスローカーブで打者をブイブイいわせた、球界を代表する投手の一人。
というのは冗談で、シャワーや洗面台を丸出しにすることで空間の開放感を出したかったのだろう。これはイメージしてもうらうしか方法はないが、それぞれがしっかりと区切られ扉も設置されているとなると結構狭く見えるものだ。
「38㎡という広さを限界まで味わえるように」ということで、極力区切らず、むき出しにしたのだろう。
ただ1箇所を除いては。
このヒガシオバセの見渡せるワンルームは、38㎡で賃料込7.8万円で募集中。礼金が20万円と少しハイだが、二人入居も可能。
ここで愛を育んで、二人の将来を見渡してみてはいかがだろうか。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:44413)