無垢と桃山台を感じる3LDK、13万ちょい。
北大阪急行「桃山台」
本日は久しぶりに「北摂物件」をご紹介しようと、桃山台までやってきた。
この桃山台がある北大阪急行、千里中央〜江坂間という短い区間の路線であるが、運賃が非常に安い。桃山台から千里中央まで、1駅とはいえわずか100円で乗車できる。「当時の」とかではなく、現行の大人料金だ。これは路線開業当時、大阪万博が開催されていたことが大きい。詳細を書くと長すぎるので要約すると、「万博でお客さんいっぱい運んでめっちゃ儲けたし、国がいろいろと補助してくれた」ということで、管轄の北大阪急行電鉄株式会社の負担が非常に少なくて済んだからなのだとか。
それでも、1駅100円は安すぎると思うが。
(江坂以南は管轄が変わるため、一般的な運賃になっている)
ここは駅を出てすぐのバスロータリー。北摂の住環境に魅力を感じている人は多いと思うが、気になるのはやはりアクセス面。「基本的に駅から遠い」でお馴染みの北摂なので、大阪市内で働く人にとってはどうしてもネックになるところ。
もし、この桃山台近辺に住むことが叶えば本町や難波まで1本で行くことができるので、一般的な料金になるとはいえ、御堂筋線を利用できるというメリットは非常に大きい。
それらをふまえてご覧いただきたいのがこのマンション。
昭和47年築なので「必殺仕事人」の第1作目が放送開始した年と同じであるが、そうとは思えないほど品の漂う共用部である。「マンション仕事人」なる人が、毎日の清掃や管理をしっかりしてくれているのだろう。
3階建?
ただ、まさかのエレベーターが仕事をサボりがちだった。
マンションは10階建なのに、停止階はわずがに3フロアのみ。非常にラッキーなのが、これから見る部屋が「7階」なので奇跡的にエレベーター停止階だったことだ。
せめて10階も停止階にすべきだとは思う。
無垢フローリング
床に無垢材が敷き詰められていた。
まだクリーニング前なのに、ワックス塗りたてのようなツヤツヤ感。そして歩くたびに「木」独特の固さが足元から跳ね返ってくる。「オシャレは足元から」とよく言うが、室内でもそれは健在だ。
そんなLDKは15帖の広さ。
そしてここからでもわかるバルコニーの眺望の良さ。眼前を遮る高層ビルなどはなく、南向きなのでたっぷりの陽射しが室内を明るく照らしてくれることだろう。
(この日の天気はシャイングレー)
「桃山台」ビュー
これがバルコニーからの景色。
冒頭に見ていた桃山台のバスロータリーがなんと目の前。駅までも歩道橋からアクセスでき、徒歩2〜3分といったところか。もしバスでの移動を考えていたとしても、ここからバスの到着を確認して下りれば間に合いそうだ。
そしてこちらは4.5帖の洋室なのだが、なぜかここだけ床が無垢ではなくクッションフロア。
エアコンも収納も無いので、物置としてかクローゼット部屋としての使い方がグッドかもしれない。この洋室だけ逆ひいきが顕著だ。
周囲を見渡すと、前入居者からのありがたい残置物が貼られていた。
朝のバタバタしているときに携帯で時刻表を確認するのは億劫だが、このアナログなメッセージがその憂鬱を解消してくれる。どっち方面かは知らないが。
桃山台駅を眼下に構えるというグッドリッチなこの部屋。
74㎡というゆとりのある3LDKで賃料は込13.1万円。敷金12万円、礼金は24万円だ。3LDKとはいえ、北摂なのにちょっと賃料が高いかなと思いがちだが、実はこれ駐車場代も含まれているのだ。(1台分)
北摂に住むのであればほぼマストといえるマイカー、その敷地分も込でこの賃料であると考えれば、グッと魅力が高まったのではないだろうか。
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(物件番号:44206)
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