渋井不動産事業用担当KINPONの、愛情のこもった冒頭挨拶で始まる今回。お送りする場所は環状線「桜ノ宮」駅から徒歩5分、都島区中野町というエリアだ。ここにKINPONが言っていた特別ゲストが来ているので、早速ご紹介しよう。
※以後、顔が思い出せなくなるほどKINPONは登場しません。
Arts & Crafts
まずは渋井不動産住宅担当シュワちゃん。そして、大阪R不動産でお馴染み、株式会社アートアンドクラフトより岡本さんが登場だ。
【株式会社アートアンドクラフト】
「均質化されていない住まい、あたらしい都市居住のスタイル」を提案する、建築の設計施工・不動産の仲介およびコンサルティングの会社。オフィスや住まいのリノベーションを主に手がけ、その実績は数え切れないほど多い。現在、リノベーションに関する書籍なども出版している。
「部屋の造り手側の人間が出れば、そのこだわりや愛情をより明確に伝える記事が書けるのではないか。」そう踏んだ我々は、アートアンドクラフト社に猛烈な出演依頼アプローチを行い、見事快諾を得ることに成功。
ただ計算外だったのが、ここぞとばかりに美人の刺客を送り込んできたこと。これには住宅担当シュワちゃんもこの表情だ。今後の二人の展開に期待が高まる。
「家に帰ったらまず手洗いしなさい」というお母さんの言いつけを具現化したような大胆さ。
ー岡本さん
開放感が出るように、間仕切りは極力省きました。ふたりでもゆったり使える洗面台は帰宅後すぐに使える位置にもってきました。狭くて追いやられた水回りより気持ちよく使ってもらえると思います。
ー岡本さん
室内を見渡していただければわかるのですが、この部屋は『間取りに縛られない、自由な発想で生活してほしい部屋』なのです。ひとつの大きな箱の中は、入居者自身の生活スタイルに合わせて空間を構成できるので、模様替えのたびに間取りが変わる。そんなイメージですね。
無垢材と塗装のコンビネーション
ここがリビング・ダイニングで広さは16帖ほど。床一面に張り巡らされた無垢材、そして躯体むき出し塗装仕上げのこの空間は、アートアンドクラフト社の真骨頂を全身で味わうことができる。
流動的で自由な空間
そして壁の反対側は寝室で、約13帖。
もちろん、さっきのリビングやここの寝室は現在のモデルルーム仕様例。逆にここをリビングにしてもいいし、自宅の作業場としてもいい。間取りを決めるのはここの住人なので、「飽きたら変えればいい」のだ。
このキーワードを逃さないシュワちゃんは、『じゃあ来いよ』と言わんばかりに大胆に岡本さんを寝床に誘う。困惑しながら断る岡本さんだが、果たして今後、二人の距離が縮まることはあるのだろうか。アートアンドクラフト社の力がいま、試される。
キッチンは機能性はもちろんデザインにもこだわって造作したものです。天板はステンレスなのですが、足元の収納・食洗機スペースには木を使っています。家具のように見えますよね。こうすることでスタイリシュになりすぎず、キッチンも部屋全体の雰囲気にしっかり溶け込んでくれるんです。
料理が大の苦手なシュワちゃんは、あまり話を聞いてない様子。
モールテックス風呂
そして場面が変わってのお風呂。壁一面モールテックスという左官塗材を使用しており、独特のツヤ感と落ち着いた雰囲気が感じられる。
※モールテックス:コンクリートのような鉱物表情を作り出すことができ、薄く塗るだけで水を通さない強靭な仕上げ層になるという魔法の塗材。
このお風呂場で力を入れたのはモールテックスによる塗装ですね。コンクリートのような素材感を出しつつも、あくまで落ち着く空間にするためにこのベージュで仕上げました。浴槽も広めに設計しているので、二人でも入浴できると思います。
このキラーワードに過敏に反応するシュワちゃんは『じゃあ来いよ』と言わんばかりに混浴を提案。しかも、今回の岡本さんはあながち嫌な雰囲気も見られない。まさか、ここで二人の距離がグッと縮まるのだろうか。
リバー&パークビュー
確かに。この日ちょい雲が多めではあったものの、その代わりにあふれんばかりの緑が眼下に広がっていた。季節が変われば表情も変わるこの緑地帯は、魅力的なポイントだろう。
これにはさすがのシュワちゃんも満面の笑みを見せるに違いない。
バルコニーに吹く風が優しく頬をなで、二人をロマンチックな雰囲気へといざなってくれる。添い寝、混浴はうまくいかなかったが、この様子を見ると最終的に二人の距離は縮まったはずだ。
生活スタイルや経年に合わせて間取りが変幻自在に変わる79㎡は、いつも新鮮でずっと住んでても飽きない、自由で流動的な空間が特徴。普通では見ることのない一風変わった室内、これこそ「均質化されていない住まい、あたらしい都市居住のスタイル」ではないだろうか。
お問い合わせは、渋井不動産まで。