外観はご覧の通り薄いイエローでキュートな雰囲気。昭和５４年に建てられたレトロなマンションではあるが、定期的に行われている修繕とそのデザインにより、周囲のマンションより背丈は低いが異彩を放っている。

そんな西長堀に建つ、夢のようなマンションがこれだ。

西長堀ドリームマンション

まさに読んで字のごとくのマンション。フォントが「ザ・ベストテン」を彷彿とさせるのも、レトロ好きには評価のポイントだろう。ちなみに、このマンションは「ザ・ベストテン」放送開始一年後に建てられている。

分譲・施工会社ともに小林住宅産業株式会社という会社なので、おそらくここの担当が毎週木曜にテレビを見ていて、参考にしたのだろう。

ブルーで枠組みされたアクセントは、近年のモダンなマンションでは見ることのできないレアな一品。それでは入ってみよう。

壁に飾られた花はスポットライトが当てられ、その美しさを存分に発揮している。シンプルだが植物を置くだけで、空間の見栄えが非常に良くなっているのがわかる。

モデルルームにすることで、この部屋で暮らしていくということをイメージしやすくしてくれている。

テーブルは４人がけになっているが、実際に４人でこのテーブルを囲むとなると体臭がダイレクトに香るほど窮屈だろう。そしてキッチン。ダイニングテーブルと距離がやや近く、肘がゴスゴス当たってしまうかもしれない。

しかし、このキッチンとの距離に関してはある方法で解決することができる。

テーブルに座っていた人をキッチンへと移動させ、二人で座って調理する。これにより、肘が当たるのを防ぎつつ調理も手伝ってもらえるようになる。

ＬＤＫ全体で１２帖の広さなので、ここだけだと８帖ほど。二人がけのソファ、そしてキッチンにあったダイニングテーブルなど、ちょうど良いサイズ感で準備されている。「この家具がもらえるなら住んでもいいかも。」と思った方、我々渋井は頑張りました。

「この家具を、ぜひお客様にプレゼントしてください」と何度も何度も交渉を続け、ついにその成果が実ったのだ。

夢をプレゼント

（200,000円で）一式プレゼント。

家具が（200,000円と引き換えに）もらえる。こんなドリームが実現してしまう、さすが西長堀ドリームマンションだ。

特に言うことは無い。

こちらからはバルコニーに出られるようになっているが、その景色はまた後ほど。

植物のアクセントを忘れずに。

現状はもちろん何も言うことはないのだが、日々の使用で気をつけてほしいことが一点だけ。

この西長堀ドリームマンションだが、２ＬＤＫで広さは４９㎡。少々小ぶりではあるが、価格は１,９９８万円となっている。(ちなみに、金利０.７％・頭金０の３５年ローンで月々６.９万円ほど。）

月７万円でこのクオリティの部屋に住めるのであれば、大いにアリではないだろうか。

お問い合わせは、渋井不動産まで。
（物件番号：４３４６１）