ある男性のエピソード
【これは西区在住の単身男性の物語。引っ越しが決まり、今住んでいる南堀江の部屋を出ることとなった。本日は、その南堀江の物件について男性が最後に語った記事である。】
俺が部屋探しをする上で、この部屋を気に入ったポイントはいくつかあった。まずはこの窓から見える京セラドーム。不動産屋に「場外ホームランが来たらキャッチできるかも。」と言われ、野球好きな俺はこの場で申込書を記入した。冷静に考えるとドームだから場外になるはずも無いし、仮に屋根が無くても直線距離で1キロはあるからマウンテンゴリラの腕力でも無理。
どうかしてた。
小型犬飼育可
おまけに部屋は狭いときた。
5帖の洋室、シングルベッドとコーヒーテーブルを置いたらほとんど試合終了。安西先生も「もうやめよっか。」と諦めるレベルだ。しかも、俺は小型犬を飼っていた。オスのダックスフンドで名前は【コーギー】。いま思えばその名前を付けたときもどうかしてた。「ダックスフンドのコーギーです。」と紹介したときの相手の顔、もうあの理解が追いついていない顔は見飽きた。
道で知り合いにあったときはもっと嫌だった。『あっ、コーギーちゃん!こんにちは〜。』と言ってくれるのは良いが、その横を通り過ぎる通行人が「コーg、えっ?ダックs、え?コーギー?」てな感じで三度見はしてくる。めんどくさかった。
広いバルコニーがある
でもこの広いバルコニーがあるし、そんな日々もいいかなとは思っていた。
ここに出るだけで日々の悩みの90%は解決した。最上階で誰の邪魔も入らない、自分だけの空間。ここで何をしたのかは伏せるが、楽しい日々を送れたことは間違いない。
リンナイの2口コンロは見た目も非常にスタイリッシュで気に入っていた。不動産屋に「デザイナーズマンションでよく使われているコンロかも。」と言われ、その場で入居日を決めた。いま思えば調理スペースのことを考えていなかった。シンクとコンロの間、じゃがいも1個でもう満席になってしまうので、今までシンクにまな板を被せる形で料理していた。
室内は5帖だがこのバルコニーは9帖ほどある。友人にも「バルコニーのおまけで部屋が付いてきたの?」と言わしめるほどの広大な空間。それを独り占めしていた優越感だけで、お腹がいっぱいになった。
それでは。
【この男性がどこへ引っ越すのかはわからない。ただ、そこそこの不便はビッグバルコニーが解決してくれるようだ。この南堀江の物件へのお問い合わせは、渋井不動産まで。】
賃 料 | 57,000円 |
共益費 | 5,400円 |
敷 金 | 0円 |
礼 金 | 56%2C000円 |
所在地 | 大阪市西区南堀江四丁目 |
最寄駅 | 桜川駅 |
築年月 | 平成23年5月 |
構 造 | 鉄筋コンクリート造 |
間取り | 1K |
面 積 | 約19㎡ |
種 別 | 賃貸マンション |
所在階 | 12階 |
E V | 有り |
駐輪場 | 有り |
駐車場 | 有り%EF%BC%88%E7%A9%BA%E8%A6%81%E7%A2%BA%E8%AA%8D%EF%BC%89 |
ペット | 小型犬飼育可(条件変更有) |
物件問い合わせ番号 | 42952 |