渋井不動産の最新アイテムを紹介しよう。心斎橋の「アクタス」で購入した、御客様用のペンだ。洗練されたデザインプロダクトで、自分は一目惚れした後に9,000円弱の代償を支払うことによってこれを手中に収めた。
ペンに見えないため、御客様には「ペン借りれますか?」と言われてしまう。「そこにあるぜ。」というものの気づかないため、出して差し上げるハメに。このあたりから、このデザインプロダクトの「使いにくさ」に気付き始めていた。
そしてこれだ。この記事のサムネイルにも設定しているが、このペン、驚くほどにゆっくりと、そしてエロさをちょっとだけ感じさせる速度で自宅へ帰る仕組みになっている。せっかちな人であればイラッとする可能性があってヤバイ。手で押してみても、どうやら嫌なようで跳ねかってきてしまうのだ。もっとこう、ストンッと落ちて欲しいところだが、スルスルスル〜と落ちていく。(文章では伝えにくいため、いちいちGIFアニメを作るハメになってしまった。)
デザインというものは、しばしばその非利便性が叩かれるが、自分は常にデザインを取ってきた。がしかしだ。今回ばかりは御客様を招く場所。しかも11月1日にOPENしたばかりでこれからという時に、御客様をイラッとさせるわけにはいかない。そんなこともあり、堀江の「DETAIL」で新しくペン立てを買い替えた。人の手の形で、使用感も見た目もかなりナチュラルな気持ちになれる。 ちなみに、ディスプレイにエッチな光景が見えるが決してAVを事務所で上映しているわけではない。映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の一幕であるから、気にしないで欲しい。 (※渋井不動産では、ごくたまに事務所で映画を上映しています。)