都島区のビル最上階2LDK、破格の7万円。

ここは大阪市都島区都島北通。このエリアというのは先日ブログでもお伝えした「おさか東線」により、新大阪まで好アクセスとなったＪＲ野江駅がある。そのＪＲ野江までも自転車で行けば７〜８分で通勤でき、最寄り駅の野江内代駅は、徒歩で７分ほどだ。

そんな都島区より、本日はカップルで住める部屋が都島のビルヂングより登場したのでご紹介しよう。エレベーターの気配を感じないのは、気のせいではない。

ビルの最上階

ＲＣ造の重厚感を肌で感じながらせっせと最上階の４階まで階段を上ると、本日紹介の部屋に到着。このいかにもなビルヂングらしい玄関扉の先には、いったいどんな空間が待っているのか。

ガチャリと開けるとアットホーム感溢れる空間と出会う。

このビルは昭和５７年、もうすぐ築４０年になろうかという物件だが、室内はその当時の部屋をキレイに手直しした感じ。今風な空間にリノベーションしたわけではなく、あくまで当時の雰囲気のまま清潔感をプラス。

「もののけ姫」をブルーレイＤＶＤで観る感じ、とは少し違うかもしれない。

まずはリビングを見てみよう。

広さは１２帖でややＬ字になったリビングは、前述の通り「昔ながら」を感じさせるが非常にキレイに仕上がっている。

そしてキッチンもこのたび真新しいものを導入。

なんのクセもないキッチンなので、お好きなコンロを設置していただければ。

そしてリビングには南向きの窓が２箇所ある。

実はこの部屋に来る前、たまたまビルのオーナーさんと会って話していたのだが、「この部屋は日当たりの良さが売りポイントなの。」と言っていた。

確かに今日のような晴れの日は室内の電気を点けなくても、カーテンを開けるだけで６０Ｗ相当の光が差し込んで来た。カップルで住むには日当たりが重要になってきがちなので、確かにこれは良い売りポイントである。

ちなみにカーテンがプレゼントフォーユーな点も見逃せない売りポイント。

窓からの景色はこんな感じだ。

まるで海辺に来たかのような、上も下もブルーの景色が広がっている。目の前に高いビルなどが無く南向きなので、日当たりが良いというのも頷けるだろう。

さて、リビング以外の２部屋はサクッとご紹介しよう。

６帖の洋室は四方を引き戸に囲まれており、自分がどこから来たのか見失いがち。ジェイソン・ボーンの気持ちがよく分かる空間だ。

そしてこの６帖和室がこの家の角部屋。

壁紙や畳も新品に張り替えられており、ここの居心地の良さもオーナーのお墨付き。売りポイントを聞くと、ここぞとばかりに「この和室は日当たりが良いの。」と言っていた。

ただ一箇所だけ残念なのがこのバルコニー。

ここももちろん日当たりは良いのだが、ジムニーの後部座席くらいしかスペースが無いので、こまめな洗濯が吉。

さて、それでは最後の詰めといこう。

こちらも新品の独立洗面台と、やや年季を感じる洗濯パン。洗面台にはＵＳＥＤ石鹸のおまけ付きだが、捨てても可。

そして問題の無いバスタイムを過ごせることを目視で確認。

ウォシュレット付きのトイレは、１ロール半のトイレットペーパーもセットで。引っ越し時にペーパーを買い忘れても４〜５日は余裕で持つ。

日当たりが売りの２ＬＤＫ、全体を通して見たときに特にクセもなく「普通に過ごしやすい」内装に仕上がっている。しかし、オーナーは日当たりを売りポイントにしていたが、渋井が主張したいのはもう一つ別のところ。

この都島区の部屋は、５４㎡の広さで賃料が７万円なのである。９万円でも８万円でもなく、７万円。これから二人で暮らす部屋をポチポチと探している人はあまりの安さに驚くことだろう。市内中心エリアの新築１Ｋが、２５㎡ほどでこのくらいの賃料だ。

この清潔感と広さが手に入るのであれば、たとえ階段４階であっても大いにアリではないだろうか。

お問い合わせは、渋井不動産まで。