本日はある目的のために新大阪駅にやってきたのですが、ダイハツの展示に見入ってしまっております。「TOCOT」という車で、テレビCMで吉岡里帆さんがちびまる子ちゃん役で出てるやつです。
ネーミング的に漫画のキャラならハム太郎の方が良かったと思うのですが、それを説明するのは電通とか博報堂の偉い人の仕事なので、一端のロン毛があーだこーだ言っても仕方がありません。ひまわりの種でも舐めときましょう。
おおさか東線、開通。
さて、なぜ新大阪に来たのかというとこちら。
3月某日に「おおさか東線」が開業しました。奈良と新大阪をつなぐ新しいグランドラインで、総工費はなんと1200億円超と言われております。この規模の工事となると高いのか安いのかわかりませんが、我々の血税が1本の線となって形になったと思うと見ておかないわけにはいきませんよね。
というわけで今回は「おおさか東線」に乗って、駅の雰囲気や、どういう人にとって便利になったのかをリポートしたいと思います。
新大阪から奈良へ1本で行くには、写真一番左端の線「直通快速」に乗る必要があります。所要時間はおよそ1時間、奈良がより近い存在になり、この新大阪駅にもシカの獣臭が漂っております。ただ、この直通便は1日4便シカありません。どこぞのフェリーと同じ頻度なので、1本で行けると言っても油断は禁物です。
そして時刻表を見るに、「奈良→新大阪」の通勤をする人にとって便利になったのかなと思ったりします。
時刻表の詳細はコチラ↓↓↓
「JRおでかけネット」
新しくできた4つの駅
こちらが本日のアラカルト。
今回の「おおさか東線」開通により、JRの新駅が4つ誕生しました。『南吹田』『JR淡路』『城北公園通』『JR野江』です。奈良に行っても寺社仏閣と獣だけなので、新しくできた新駅四天王の様子を見に行こうと思います。
この日は開通してまだ3日目。初日を逃してしまったものの、その動く姿を目に焼き付けんとする強者達が集まっていました。「ここは俺のフィールドだ」と言わんばかりにシャッターという名の警鐘を響かせ、ベストポジションを争います。
我々の血税がここまで大きな事業を成し遂げたのかと思うと、これからも納税せずにはいられませんね。ちょうど今年の10月に消費税が10%に引き上げられるらしいので、早くガンガン収めたいです。
駅の建築コンセプトは【神崎川と水路の風景】らしいです。
『新駅周辺は、神崎川の水資源を生かした水田、くわいの栽培地であった。地域の歴史・風土のあるまちであることから、神崎川・水路の風景を表現しています。』とのこと。わかりません。
偉そうに建っていますが、この撮影の間10人くらいしか人が出入りしてませんでした。
現在120CVの出費です。
CV:渋井不動産内で流通する通貨の単位。
エントリーNo.2「JR淡路」
「じぇいあーるあわじ」に到着しました。
「阪急京都本線」「阪急千里線」に乗り換えの場合は、ここからどうぞ。
これまで、淡路から新大阪は近い距離なのにアクセスが悪い(阪急淡路→阪急南方→御堂筋西中島→御堂筋新大阪)という悩みがありましたが、この新駅によって見事解消しました。
あれだけ大きい駅だったのにすでに淡路駅に負けてると思うと、我々の血税が無駄になっているんじゃないかと少し落ち込みます。
建築コンセプトは【菅原道真と淡路】らしいです。
『淡路の地名は、平安時代、菅原道真が中州(中島)であったこの地を、淡路島と間違えて上陸したことに由来すると伝えられていることから、当時の川の流れと地形などを表現しています。』とのこと。わかりません。
「間違えて上陸したこの地の川の流れと地形を表現している」っていうところ、要するに全部わかりませんが、そういうのを説明するのは偉いデザイナーさんの仕事なので、一端のロン毛が口をはさむことでは無いですね。
誰もが一度は聞いたことのある有名人、そして何をしたのかいまいちピンとこない、あの与謝蕪村がここで生まれたんですね。
与謝蕪村を知らない人のために僕がウィキペディアから情報をゲットしたので、少し紹介します。
松尾芭蕉、小林一茶と並び称される江戸俳諧の巨匠の一人であり、江戸俳諧中興の祖といわれる。また、俳画の創始者でもある。
とのこと。こう聞くと市が蕪村を推す理由がわかりますね。改札を出ると西口が通称「蕪村口」と書かれており、ここも蕪村節全開でした。
そしてこれは僕たち不動産屋的にも嬉しい話で、通勤で新大阪を利用する人にとって、引っ越しの際は都島区・城東区も選択肢のひとつになります。なので僕たちにとっても紹介する物件の幅が増えますので、これまで以上にワクワクするお部屋探しになるんじゃないかと思っています。
次に新しく線が開通したときに同じことをやるかと言われれば疑問ですが、何かしらの企画で発表したいとは思います。
以上、オザワでした。