「箕面市でファミリーが住める賃貸のリノベーション物件を探しているけど、なかなか良いのが見つからない」という方は多いのではないだろうか。

確かに大阪市内と比べてもリノベーションされている物件数というのは非常に少なく、その中で室内のテイストや条件が合う部屋となれば、数えるほどになってしまうだろう。ただ、渋井不動産は箕面市にやってきた。その理由は「そこに渋い物件があったから」だ。渋い部屋探しのアルピニストとも呼ばれる我々は、ここ箕面市半町二丁目で本日の物件を紹介しようと思う。

知っている人は知っている、名を馳せた物件だ。

「落ち着いた」を意味する家

それがここ
「エル・セレーノ ミノハテラス（el・sereno MINOHA TERRACE）」
である。

「blue studio」という有名な建築事務所がリノベーションを手がけた物件で、２０１６年１月に完成。『箕面の人と街と自然が共に響きあう暮らしを、是非感じてほしい。』という思いから、自然と共生できるテラスハウス型団地社宅が誕生した。

その理念通り、一歩外に出れば箕面川が流れ、山々の緑が周囲を覆う。また、敷地内の植栽が四季折々の色づきを見せ、どこにいてもその恩恵を感じることができる。

この「blue studio」に関してもうひとつ書き加えておくと、彼らが手がけた物件で本や雑誌に掲載された部屋は数知れず、中には「※リノベーションオブ・ザ・イヤー」にノミネートされたり、「グッドデザイン賞」を受賞した部屋まであるのだとか。

※1年を代表するリノベーション作品を選出するコンテスト。その格式の高さは、モンドセレクションを凌駕する。

「blue studio」の実績に驚きを隠せないが、一番の驚きはノーギャラなのにこれだけ「blue studio」の宣伝をしているということである。こっちが勝手にやっているので当たり前だが、いつか「blue studio」の記事にも渋井不動産の名が載ってほしいものである。

業者間で色目を使うのはこれぐらいにして、それでは早速室内を見ていこう。

玄関を開けると進行方向がＬ字に別れている。正面を進めばリビングへと到達できるが、右手はどうなっているのか。

ちょっとした物置にも

玄関右手は広い土間になっており、その先には簡易なシューズボックスが設置されている。この土間を広く設計するこによって、ベビーカーや自転車置き場としても利用することができる。

北摂という子育てエリアならではの、周到な設計といえる。

土間に面したスライドドアを開けると、洗面スペースが現れる。

天板に木をあしらったシンプルかつ大振りなデザインの洗面台で、日頃の使いやすさが伺える。

お風呂は有無を言わさないFutoo!!の設計。

※Futoo!!：普通に良い。

せっかくなのでトイレも先に紹介しておく。

どうしてもウォシュレットが必要なら自身で設置する必要がある。ただ、徒歩２分で箕面川が流れていることも付け加えておく。

それでは続いてリビングへ。

広さは１０帖と際立って広くは無いものの、キッチンスペースを除けばほとんど正方形の間取りになっており、家具の配置もラクラク。

無垢を贅沢に使用

そして、ミノハテラスらしい魅力を感じられるのが、この玄関部分から敷き詰められた無垢フローリング。歩く度に「木」独特のほどよい硬さが跳ね返り、まさに自然との共生を実感する一面。

南向きの窓から暖かい陽が差し、無垢フローリングがより一層ヌクモリを届けてくれる。

キッチンも洗面と同様、非常にシンプルな造りになっている。

収納スペースが無いので足元に工夫する必要があるが、その分洗練された、スタイリッシュなデザインである。ＩＨの２口コンロで、レトロな緑タイルがグッドなアクセント。

自分の庭付き

そしてリビングから外に出ると専有の庭がある。これもミノハテラスが持つ大きな魅力のひとつ。

今はボーボー甚だしい状況ではあるが、しっかり手入れすればここでお子様と庭遊びすることができる。

庭からビューもサービス。

ボーボー具合が、１ヶ月放置した山田孝之並である。

それでは続いて２階へ。

２階には二部屋あり、こちらは６帖洋室。

ここもフローリングはしっかりと無垢。右手に見える窓は北向きで、そこからテラスの情景が望める。

そしてこちらは７帖の洋室。

少し広くなっているのと、クローゼットがやや大きいサイズでスタンバイ。あと窓は南向きなので日当たりも十分だ。

この南向きの洋室からバルコニーに出ることができる。

日当たりは先程から述べている通り。

見下ろせばそこは自分の庭。よく見ると隣の家の人も同じくらいボーボーだ。

いつか、キレイになったここの庭で、子供が遊んでいるのをバルコニーから見下ろす。そんな想像をしながら、このミノハテラスの紹介を終えたいと思う。

この「blue studio」が箕面で手がけたリノベーション物件『エル・セレーノ ミノハテラス』が、現在１部屋のみ募集中。

箕面市は「子育て支援」に非常に力を入れており、２０１８年には「子育て世代流入数、関西でトップ」という報道もあった。そんな環境で、そしてこの部屋で子育てをできるチャンスが、このタイミングでやってきたのだ。賃料は込１０万ちょい。庭付きの２ＬＤＫが、この賃料で登場だ。

お問い合わせは、渋井不動産まで。