ご無沙汰しております。大人気「広すぎ」シリーズの時間です。
本日は大阪「なんば」の中でも少しアウトローなエリアから広すぎたワンルームをご紹介いたします。
デザイナーズマンションでもありませんし、リノベーション物件でもありません。広すぎた、ワンルームです。でも、ほぼ事務所です。
一枚目の建物外観を見ていただければわかるとおり、建物はマンションではありません。事務所ビルです。
事務所ビルですが、綺麗なエントランスにはオートロックが搭載されています。でもこれは事務所ビルです。広すぎたワンルーム(住居)ではないのかもしれません。
「住居じゃないのかもしれない。」そんな不安に駆られながらエレベーターに乗りましたところ、ボタンが少しマンションチックで無く渋かったです。事務所ビルですからね。
(※渋井不動産は、住居だけでなく事務所・店舗の仲介も承ります。)
非常時の電話マークのボタンなんかが格好良いなと思います。 ちなみに、実際に内覧に行けばわかりますが凄い勢いで扉が閉まります。
着きました。今回の物件は地上7階建のビル5階部分です。
注目のポイントは「ワンフロア一戸」であるところ。もう事務所でも住居でもどっちでも良くなってきましたが、「エレベーターを降りたらその階には自分の部屋しか無い」という独占感を心底味わうことができる良いポイントです。
(お知らせ:渋井不動産も大阪市西区新町1-29-7の事務所ビル2階、ワンフロア一戸の物件を借りて絶賛営業中です。春のお部屋さがしにぜひ渋井不動産をご利用くださいませ。)
反対側から見ても、やっぱり事務所ですね。広さとしては約13坪(41.87㎡)のちょうど良い広さ。
あ、キッチンが付いてますね。安心しました。いや、事務所にキッチンが付いていてもオカシクないですし、やっぱり事務所です。
天井には蛍光灯が埋められてますし、あまり触れてはいませんでしたがこのタイルカーペットの床は確実に事務所です。ここに住むのはどう頑張っても落ち着きません。
あ、でもアノやたらと狭い開口の奥に水回りらしき影が見えますね。住居なのでしょうか。
しかし多分ここは事務所なので、外の空気を吸って落ち着きましょう。
仕入れた物件資料を見て「うおぉ!これは広すぎだ!広すぎたワンルームだ!」と興奮して見に来たものの、これは事務所だった。というオチなのかもしれません。
だってほら、バルコニーに「洗濯物を引っ掛ける棒」を引っ掛けるやつがありません。事務所でしょう恐らく。
先ほどチラリしていた影を見に来てみました。
これは洗面台ですね恐らく。ここへきて家庭的な設備が出てきて少し安心といったところでしょうか。
しかし、顔を洗えるからといって住めるかと問われれば、その答えはNOです。
洗濯機置き場もありましたが、洗濯できるからといって住めるかと問われれば、その答えはNOなのです。
トイレでした。
しかしやっぱり事務所なのでしょう。綺麗でウォッシュレットまで搭載されているイイトイレですが、その広さに「ゆとり」が感じられません。座ってみましたが、僕は身長181センチの足長ゆとり世代なので、膝がタイルに当たって耐えられませんでした。
ここらへんで、種明かし。
なんと、驚くべきことにお風呂があったのです。事務所なのに。
お風呂・トイレ・キッチン・洗面台・洗濯機置場があるからといって住めるかと問われれば、それはYESですよね。
「なんばの広すぎたワンルーム」は、「住めるオフィス」だった。ということです。
スペックのおさらいです。
- 大阪市浪速区元町二丁目のアウトローな立地
- 坪単価5,000円の割安の事務所
- に、お風呂がついていて住める。
以上。
事務所としても割安の良い条件ですよ。お住まいをお探しの方はもちろん、事務所をお探しの方もぜひご一考くださいませ。