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弁天町ガレージハウス

防寒シャッター

ここは港区弁天町五丁目。昔ながらのレトロな建造物が立ち並ぶ町で、一件の家がシャッターを降ろしていた。

寒いからだろうか。確かにこの日の大阪は最高気温が6度。立っているだけで身が凍りそうなほど寒く、それが理由でシャッターが閉まっていてもおかしくはない。

弁天町ガレージハウス
開けてみた。

誰も住んでいないようだった。もし誰か住んでいたら今頃は警察沙汰になっていただろうが、なんとか耐えた。そしてあらわになった間口と外観。3階建で、このテーマが見えないカラーリングをした家が本日の主役だ。

弁天町ガレージハウス

フリースペース

1階に入るとそこはただっ広い空間だった。

キッチンも風呂も何もない、クッションフロアが敷かれただけの13帖ほどの空間。

弁天町ガレージハウス
唯一備わった設備がこのラストサムライ式トイレ。

欧米列強による政策の煽りを受けた結果、日本でその個体数が激減している一品。好き嫌いが1:9で分かれ、「もう無くなってもいい」という声すらある窓際の存在が、この弁天町にあらわれたのだ。

弁天町ガレージハウス

ガレージOK

さて、もう一度1階を見てみよう。

ここをどのように使うのか、それは入居者様のアイディア次第となる。もしあなたが「多くのバイクを持っている」のであれば、ここをバイクガレージとして利用することも可能。(車はNG)趣味で絵を書くスペースが欲しいのであれば、ここで絵を書けばいい。

自由度は比較的高めの空間である。

(もし店舗利用等の、事業用用途で使いたい場合は別途相談)

弁天町ガレージハウス
上階に登る階段下には、気持ち程度の芝がファサファサしていた。

この階段の先は居住スペースになるので、靴はここで脱げというファサなのだ。

弁天町ガレージハウス
2階はLDKになっており、広さは10帖ほど。

築年数は不詳だが床はキレイで、エアコンが備わっている点も見逃せないポイント。右手にあるシャッを開けてみよう。

弁天町ガレージハウス
シャッ!!っとしたら小ぶりな洗面台が姿をあらわした。

ちょっと雑に手を洗えば床がビショビショになってしまうので、デリケートな手洗いをオススメする。

弁天町ガレージハウス
2階のトイレはまさかの様式、いや、洋式。

この物件を借りた人は、トイレの和洋をゲッチューできるという、素敵な特典付き。

弁天町ガレージハウス
お風呂は正直なところ、期待以上のものが備わっていた。

「正方形のブルーな浴槽がお出ましか」と気持ちもブルーになっていたのだが、普通に快適な入浴タイムを過ごせそうである。

弁天町ガレージハウス
さて、3階のフロアに到着。
弁天町ガレージハウス
3階は6帖の和室になっていた。

残すところはバルコニーのみなので、必然的にこの和室で寝ることになりそうだ。どうしても洋室で寝たいという人は、1階を快適な空間に仕上げるほか無い。

弁天町ガレージハウス
ルーフバルコニーに出た。

洗濯テトラポットがポツポツと点在し、カータワーが月極を募集している。広告も募集している。

今日みたいな晴れた日は、澄み渡った青空が頭上に広がりとても気持ちがいい。一息つきたいときは、このバルコニーに出てみるのもアリだ。

弁天町ガレージハウス
この弁天町の貸家、1Fのポテンシャルが凄まじく、どう使おうか選択肢がありすぎて逆に悩んでしまうほど。バイクガレージよし、絵を書く空間にしてもよし、それらの半々でもよし。

広さも66㎡あって賃料は6.5万円と驚異の安さ。これならセカンドハウスの選択肢も出てきてしまいそうだ。

弁天町のこの家で、趣味にどっぷり浸かってみてはいかがだろうか。

お問い合わせは、渋井不動産まで。

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  • 弁天町のシャッターハウス、フリースペース付きで破格の6.5万円。
  • 港区

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