西区新町三丁目、旧渋井跡地から5分ほど歩いたところにあるこちらのマンション。くすんだ小豆色に剥がれた壁紙が見事にマッチし、見事なオンボロ感を演出している。
ちなみに「ボロボロ」と「オンボロ」では言葉のニュアンスが若干異なるのをご存知だろうか。両者とも使い古した物の様子を意味するが、実は「オンボロ」のほうは思い入れや愛情を込めたときに使うらしい。
確かにそう言われると、例えば長年乗り続けた愛車などを指すときは、「ボロボロの愛車」よりも「オンボロの愛車」のほうがなんとなくしっくりくる気がする。
※渋井不動産のお部屋紹介は、物件に愛情を持ってお届けしております。
床ボロボロでんがな、と思わずツッコミを入れたくなる玄関前。
それもそのはずで、このマンションが建ったのは昭和45年、もう50年近くが経過しているわけだ。なのでそこは慈愛の意味を込めて「オンボロ」で見届けてほしい。
ヒロミを感じるリビング
それではリビングに。
この写真を見て何人かの人はこう疑問を持ったと思う。
「あれ?もしかして広い?ヒロミ?」
正面に備え付けられたエアコンが、遠近法でご覧のサイズ感になっている。
※ヒロミ:「ひろい」を意味するJK用語。
キッチンからニュッ
そしてキッチン。
薄い黄色がチャーミングで、さらに可愛さを加速させるモノが横から「ニュッ」と飛び出している。あの「ニュッ」はとても便利で、調理が終わった皿や食べ終わった皿をこれでもかと並べることができる。
※筆者の想像力が著しく貧相なため、使用例が「皿を並べる」一辺倒になっておりますことをお詫び申し上げます。
新町三丁目に登場した「ヒロミのワンルーム」。
生活に不便が無い充分な設備・広さと「ニュニュッ」が付いて込6.2万円、しかも敷礼0というサプライズも。
初期費用をグッと抑えてグッドな設備がある生活、西区新町から始められるぞ。
お問い合わせは、渋井不動産まで。