中之島ワンルームで始める二人暮らし
「いつかは中之島に住みたい」、そう考える人は少なくないはず。川に挟まれた限られたエリアではあるが、国立国際美術館があり、東端にはバラ園、そして数々の大企業や大阪市役所までも居を構えている選ばれし場所。
電車のアクセスがやや弱いが、ご覧の通り自転車があれば梅田・北浜までもラクラク。ビジネスエリアとしてのカラーが強いので必然的に住戸の数は少ないのだが、そんな中之島より待ちに待った一室が賃貸で登場だ。
※今後なにわ筋線の開通により、中之島エリアの電車の利便性が飛躍的に高まる見込み。
中之島でランチ、となれば恐らく科学館や美術館周辺で探すことだろう。
科学館から南へ進んだ土佐堀川沿いには、「BUN da BUN!!」というイタリアンのお店がある。通ったことはまだ無いが、ランチのお店を探しているときに目に飛び込んできたのでパシャリさせていただいた。
詳細はinstagramにて。
玄関を開けると目に入る、土間部分の白い上品なタイルと、シックで落ち着きのあるフローリング。シューズボックスは無いので、これから見る室内の雰囲気に合うものをチョイスいただきたい。
洗面台の型は少しだけ古いが、シャンドレで朝シャンもラクラク。
ついでに風呂も先に見ておこう。浴室乾燥機は無いが、追い焚き機能はしっかり付いている。
ビッグでワイドなキッチン
そしてコレがほっとけない、この部屋でかなりのサイズを誇るシステムキッチン。
なんとリンナイの海外規格のようなもので、その全長は3m。数々のお部屋を紹介してきた渋井ブログの中でも、郡を抜いて長い。ガスの3口、調理スペースは広大で、食洗機付き(性能保証無し)。もちろん収納力もバッチリであろうから、料理の際はその実力を惜しげもなく披露できるに違いない。
「二人で住む新居、キッチンはこだわりたいわ。」とリクエストする奥様・彼女様も、ちょっと引くぐらいのスペックだ。
ビッグワンルーム
さて、ビッグなワンルームとお伝えしたが、室内はこんな感じ。
コの字型で広さは48㎡。標準的なサイズの1LDKと同じぐらいの広さがある。クローゼットの表面が鏡になっているので、どこにいてもファッションチェックが可能。食事中の光景も鏡越しで確認できる。
玄関から死角になっている左手のくぼみ部分がベッドを置くスペースになりそう。ワンルームなので、ベッドを見えないように間仕切りたい場合は工夫が必要だが、それさえクリアしてしまえば住心地は良いはず。
特にスタイリッシュな仕掛けがあるわけではなく、シンプルに服をしまい込むだけのようだ。まぁそれでも4つも並んでいるので、春・夏・秋・冬とシーズンごとに収納できる。
バルコニーからは中之島のランドマークとも言えるリーガロイヤルホテルが。それでは気になる条件だが、なにわ筋沿いで夜景も良さそうなこの部屋、賃料は9.9万円というギリギリ10万を切っての募集。(礼金2ヶ月)
一人でも二人でも住めるワンルームが、人気の中之島より登場。しかも賃料が比較的リーズナブルとくれば悩んでいる時間は無い。
最後に良かった点と気になった点をまとめておくので、内覧時の参考にしていただきたい。
【良かった点】
◎人気の中之島エリアで比較的リーズナブルな賃料
◎キッチンのスペックが高い
◎二人暮らしも可能な広さ
【気になる点】
△なにわ筋沿いなので車の走行音が聞こえる
△レイアウト(間仕切り)