もちろん、生活や仕事をしていく中で「白か黒か」をハッキリ回答しないといけないことも多いが、「暗黙の〜」とか「黙認の〜」などのグレーゾーンの存在も多々ある。とくダネ！でカツラについて言及してはいけないのも、そういった理由だ。

そして、それは今回見ていただく物件でもそうなのだ。

場所は西淀川区歌島三丁目、古くて情緒ある古民家が立ち並ぶ場所。

好きな人は好きな木造２階建ての連棟、築年数は不詳。それでは中を見ていきまＳｈｏw。

真新しい建材

めちゃくちゃキレイになっていた。

建物の築年数は不詳だが、家具や建具は完全に平成以降であることがわかる。期待しかないお出迎えに、いささかテンションも上がってきた。

部屋の電気が点かなかった。

あらゆる箇所の扉が開きっぱなしになっているが、そういうことなのでご承知おきを。

ツヤツヤのフローリングの上に、外観とは不相応なハイスペックキッチンが搭載されている。

贅の限りを尽くしたキッチン

ここだけ見ると、まるでどこかの高級分譲マンションに来たのかと錯覚するほど、このキッチンの存在感は計り知れない。

ガス３口で頭上には食洗機まで付いており、足元には軽自動車まで格納されている。

壁紙の柄がおばあちゃんの手帳カバーみたいで、どこか安心する。

リノベーションにより新しく導入された設備面については、もはや文句のつけようが無い。

先ほどのリビング同様、フローリングのテカリ具合は文句なし。

というか部屋全体を振り返ったときに、所々に壁紙のクセが強い。詳細については内覧時に確認してほしい。

ダラリと落ちているカーテンの向こう、そこにはバルコニーがあるらしいが、いかがなものだろうか。

洗濯物もよく乾きそうで、何より広い。窓をまたがなくてはいけないのが少々アレだが、突然の雨が降っても安心なバルコニーは心強い。

白ver.もあります

そしてなんと、隣の部屋も同様にリノベーションされ、生まれ変わっているのだとか。

基本的な間取りや広さは同じだが、キッチンは白のシステムキッチン。

大きくはこの違いがあり、あとは好みで選んでいただければと思う。

それぞれの部屋には個々の良さがキラリと光り、どちらの部屋がいいのか迷ってしまう。ただ、のんびり迷っているヒマは無く、この設備と広さを兼ね備えて賃料は込９万円。

ハッキリと決まっているのは、この部屋がすぐ誰かのものになってしまうこと。急げ。

お問い合わせは、渋井不動産まで。