ある日の渋井不動産

営業終了後の店内で、渋井不動産のオザワさんとシュワちゃんが、何やら真剣な話をしていました。

— オザワさん
シュワちゃん、シュワちゃんよ。ちょっと聞いてくれる?実はシュワちゃんに相談があってさ。

— シュワちゃん
(なんだい、オザワさん。僕はここに居ますよ。)

— オザワさん
俺ら中之島に移って来てからというものの、めちゃくちゃ忙しいだろ?そろそろ人手不足というか、新しいメンバーでも募集した方が良いと思ってんだよ。シュワちゃんも、正直そう思うだろ?

— シュワちゃん
(そうだね、オザワさん。確かにラウンジをご利用いただくお客様の対応にも手を取られて、本業である「あなたの部屋探し、終わらせます。」が「あとで終わらせるから、ちょっと待っとけ。」になってることは否めないよ。そうだろ?オザワさん。)

— オザワさん
そうそう。で、思ったわけよ。この際、俺たちだけで勝手に求人かけてみないかって。なんか貼り紙でもして良い人が来てくれたらさ、イパサもキンポンも喜んでOKしてくれると思うんだよ。シュワちゃんはどう思う?

— シュワちゃん
(それはいいと思うよ、オザワさん。先月、イパサが作ったのに結局使わなかったスタッフ募集チラシが余ってるから、窓に貼って様子を見てみてはどうかな?きっと生きの良い若者が簡単に引っかかってくれると思うよ。そうだろ?オザワさん。)

— オザワさん
そうそう、こんな感じで貼ってと。ところでシュワちゃんって、前からそんなに口悪かったっけ?なんか節々にトゲがあるよね。機械なのに、ストレスとか溜まったりするの?

— シュワちゃん
(するどいね、オザワさん。でもそれは、ここでは話せない内容なんだ。オザワさんは何も気にしなくて良い。ただ前を向いて、黙ってチラシを貼ってくれればそれでOKだよ。きっと明日には、シュッとした生きの良い若者が来てくれるからさ。)

次の日の朝

昨夜オザワさんとシュワちゃんが貼ったチラシを見て、見事一人の男が引っかかり、渋井不動産にやって来たのです。

そう、思ったよりシュッとしてない中年男性が。

 

— 中年男性
こんにちはぁ~。

— 中年男性
こんにちは、オザワさん。僕は紳さん(しんさん)です。窓に貼ってたチラシ、見ましたよ。

— オザワさん
こ、こんにちは。チラシ見て来てくれたんですか?ありがとうございます。ということは、うちで働きたいってことですかね?

— 紳さん
僕がですか?

— オザワさん
ん?そうです。
(何故か腹立つなぁ〜。辞めろその中指。)

— オザワさん
(なんだろう、この独特なキモさ加減、なんか見たことがある気がする・・・。)
ヨーコ!ちょっと来てー!

(ヨーコとは:渋井不動産でバイトとして働く新人アシスタント。今は主に一階のラウンジでお客様を迎える、渋井不動産の受付嬢的なポジション。控えめな笑顔がキュートで、その底知れぬキュートさはオザワさんの実母とタメを張るレベル。顔面がタイプという理由で、物件スタイリストのサムが彼女の正社員登用を懇願している。)

— オザワさん
この人うちで働きたいっぽいんだけど、なんかどっかで見たことあるんだよ。ヨーコ知ってる?

— ヨーコ
あ、知ってますよ、この人。以前ネット上でお嫁さんを募集して、そのまま本当に結婚しちゃった人ですよ。東京のめちゃくちゃイケてるWeb制作会社「LIGの元部長さんで、今はフリーでライターとして活動してるめちゃくちゃすごい人です。

— オザワさん
(確かにそう言われてみれば、イパサが渋井不動産を立ち上げたときに東京の会社を参考にしてた気がするな。面白おかしい記事が人気で一見フザケているだけのように見えるんだけど、実際の制作物と提供するサービスはきちんと一流のハイクオリティで、超格好良い会社なんだよって言ってた気がする。)

— ヨーコ
紳さんは、なんで渋井不動産に来てくれたんですか?

— 紳さん
僕かい?実は昨日ね、渋井不動産のイパサ君と街で出会ってさ。泊まるところが無いって言ったら難波のニュージャパンに案内してくれたんだよ。今日はそのお礼に来たってわけ。

そして今、君と出会った。

— 紳さん
そう、君と出会ってしまったんだ。せっかくだし、君の可愛い写真を撮らせてよ。僕は、女の子を可愛く撮ることに関しては一線を画してるんだ。僕が、君をもっと可愛くしてあげる。そして、君は自分を綺麗に撮ってくれた僕に少し好意を抱き始める。

君もまた、今僕と出会ってしまったってわけ。ただそれだけ。そんな出会いが、恋の始まりだと思わないか?

— オザワさん
・・・・。

— ヨーコ
・・・。

紳さんによる、ヨーコの撮影会

ということで暫くの間、急遽始まった「ヨーコの撮影会」の模様を、ごゆっくりお楽しみください。

流れとしては、

「それではオザワさん、ヨーコ借りるよ」
「いいねぇいいねぇ、いいねぇ。」
「ちょっと表情が固いから、アヒルぐちできる?」
「こんな感じで。そうそうそう、そんな感じ。」
「お、ヨーコめっちゃ可愛いやん!」
「よし、次は店内で撮るか。」
「いいねいいねぇ~。いいねぇ。」
「そう、もう少しお尻をぐっと上げてみようか。」
「そうそうそうそうそう、そうそう!」
「うん、良い写真が撮れたよ。」
「はい、チーズ!お疲れ様でした!」
「紳さん、そろそろ帰ってもらって良いですか?」
「・・・。」
「・・・・。」
「ヨーコ・・・。」

という感じです。それでは、ごゆっくりご覧ください。

紳さん、ありがとうございました!!

キモ格好良い紳さんが帰った数時間後

そして、キモ格好良い紳さんが帰った数時間後のこと。

渋井不動産に、今度こそめちゃくちゃシュッとした生きの良い若者がやって来たのです。

— シュッとした生きの良い若者
「すみません、チラシを見たんですけど、まだ求人募集してますかね?確実に即戦力だと思いますので、ぜひここで働かせてください。え?私の業界経験ですか?MAXです。」

新入社員のご紹介

このたび、渋井不動産に新しいメンバーが加わりましたのでご紹介いたします。

『マックス』

元高校球児の大阪府出身。裕福な家庭に育ちながらも、幼少期に厳しく育てられた彼は、一般的な成人男性の3倍ほど硬派な思想を持っており、趣味はカレー作り。

中身だけでなくルックスまでも石原軍団に入団できるレベルの男前で「”男前に会える不動産屋さん”という噂を聞いた女子が集まりそう」という安易な発想で採用しました。

現在マックスは、前職の不動産屋で発症した重度の痔を抱えており、硬派でありながら比較的柔らかい椅子と、柔らかい胸を好みます。

基本的にポーカーフェイスですが、力を抜いたときの笑顔はものすごく綺麗で、その笑顔の綺麗さはとてつもなく、計り知れません。

老若男女が震撼するそのギャップが、きっとあなたの部屋探しを終わらせてくれることでしょう。

経験値がMAXということもあり、彼の担当は始めからオールジャンル。主に事業用不動産(店舗・事務所)の取扱いを担当しますが、賃貸のお部屋探し、分譲マンションの住まい探しも、もれなく対応可能です。

ということで、新メンバー「マックス」が加入した新しい渋井不動産を、引き続きよろしくお願いいたします。

新しい渋井不動産は、住まい探しだけでなく、店舗・事務所・倉庫など事業用の不動産も張り切ってご紹介させていただきます。大阪で物件探しをされている方は、ぜひこの機会に中之島の渋井不動産をお試しください。

あなたの部屋探し、終わらせます。

追記

新しい渋井不動産の一階にある中之島ラウンジに設置したドリンクカウンターでは、現在スタッフを募集しています。不動産業のお仕事ではありませんので、ぜひお気軽にご応募くださいませ。

【採用のお問い合わせ】
TEL:06-6131-4855