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「9月も終わりかけになって、渋い部屋が結構出てるな」と思う今日このごろ。

ここ最近は「渋井で決めていただいた部屋」『事例』という形でブログを書き、渋井に行ったらどんな部屋を紹介してくれるのかということを皆さんにお届けしてきた。ただ冒頭で述べたように、しっぶぅ〜な部屋が続々と顔を出してきており、「書きたい」とう思いが強くなってきた。

そしてとうとう思った。「書くか」と。

というわけでやってきたのは北区天神橋5丁目。「今日は天満で飲もう」というときに思いつくあのエリアらへんだ。

苦労が見えるエントランス

本日ご紹介の一部屋はビルヂング物件。

昭和49年に建てられた、もうすぐ40歳を迎えるレトロビル。そして月日が経ち、「チャリンコ置き場いるくね?」と思ったのだろう、オーナーが死にもの狂いで駐輪スペースを確保。エントランスが少し雑多な感じになっているが、入居者のことを思ってのことなので我慢してほしい。

部屋前の共用部は明るい雰囲気。

確かに古いっちゃ古いが、明るさと清潔感、加えて扉のポップなカラーのおかげで、嫌な雰囲気が全くない。

そんなポップな扉の向こうは、どんなロックな世界が待っているのか。

プレスリーに黙祷を捧げ、室内へと足を運ぶ。

BIGワンルーム

広すぎた。

ご覧の通りワンルームだが、広さはなんと17帖。昔の憲法か。

バックグラウンドも広すぎてため息が漏れるレベル。

1LDKで存在していてもおかしくない広さをぶち抜いているし、何より室内がキレイだからそりゃ漏れる。

キッチンはあずき色のタイルに囲まれ、ここはあえてレトロ感を残している感じがする。

キッチン左手のスペースは冷蔵庫置場ではなく洗濯機置場。じゃあ冷蔵庫はどこにという話だが、給湯器横でもいいし、コンセントはいたるところに散りばっているので、お好みで。

お風呂は昔ながらの雰囲気を残さざるをえなかった感じ。

そして実は、洗面台の蛇口が冷水と温水用に分かれている。あくまで予想だが、温度は固定されている模様だ。温水がほどよいヌクモリで出てくるのか、そこは入居者の運が試される。

トイレはウォシュレット付きで、床に敷かれた目の細かいタイルがチャーミングポイント。

ハイクオリティな手洗い場も完備されており、言うことなしだ。

いつもなら「ビルヂングなのでバルコニーは無い」という話になりがちだが、なんと今回はご覧のありさま。

「おいおい、ここまで用意されたら悪いところがないじゃん」と、嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだが、喜ぶのはまだ早い。39㎡という広すぎる面積に加え、天満駅まで徒歩4分という立地。これらを兼ね備えて賃料は込7.4万円6.8万円だ。(賃料変更)

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  • 天満の広すぎたワンルーム、ほぼ40㎡で込6.8万。(賃料変更になりました。)
  • 北区

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