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こんにちは、広報担当のオザワです。

最近ボクの周りで結婚、出産のイベントが起きています。コーラック飲んだのかってくらいモリモリ起きてます。そして蚊帳の外にいる僕は「子供の名前どうすんの?」みたいな話をするわけです。

最近、というかちょっと前ぐらいから「キラキラネーム」というのがありますよね。例えば「田中花(ふらわぁ)」とか「佐藤黄熊(ぷぅ)」とか。

「自分の子供は唯一無二の存在でいてほしい!」と愛情有り余ってというのもわかりますが、僕は「漢字の読み通り」派です。

キラキラネームについて個人的には「昔とは違って、キラキラした名前のほうが流行る。こういう時代なのか。」くらいに思っていました。

が、全然そんなことは無く、昔の人のほうがヒドいってことに気づきました。

僕は普段、不動産に関することについて記事を書いています。建物のことであったり、室内や周辺環境についても毎日どこかしら触れています。

そして今回このブログを書くに至ったのが「地名」です。読めなさすぎて頭がおかしくなりそうだったので、どうせなら記事にしてみようと思いました。

地名は「大阪市西区の◯◯〜」とか、「豊中市の△△〜」とか、不動産のブログを書くにあたって避けては通れない情報です。

この前ぶち当たったのが「難読地名」というやつでして、阿倍野区の【河堀口】が読めませんでした。読めないというか、僕が非常識なだけかもしれませんが「かわほりぐち」ではなく、『こぼれぐち』と読むらしいです。

はじめは「不動産業界に勤める者として不勉強で恥ずかしい」と思いましたが、後々になって「学校で習ってないからしょうがなくない?」という気持ちが強くなってきました。

最終的には「ナナメ上の読み方してんのはそっちなんだから、【こぼれぐち】が謝れ」と結論に至りました。

んで謎にヒートアップした僕はグーグルに対して「他にもあるんだろ。見せろよ」とA◯男優みたいなアプローチで『難読地名』や『難読漢字』を調べました。

そしたら出るわ出るわ。コーラック飲んだのかってくらいドッサリ。今日はその難読の中でも「言葉遊びが過ぎるやろ」ってやつを、皆さんと共有できたらなと思います。

例えばこんなの。

「小鳥遊」「月見里」「栗花落」

漢字から連想する系の読みです。

正解は

・小鳥遊(たかなし):小鳥が遊ぶには敵となる鷹がいない方がいい、鷹無=たかなし。

・月見里(やまなし):月を見るには山がない方がいいので、山無=やまなし。

・栗花落(つゆり):栗の花が落ちるころが梅雨入り(つゆいり)だったことから。

日本は「とんち大国」だということが思い知らされました。

では京都の地名より一口です。漢数字の『一』に、顔にある『口』

この土地に行ったことあるとか、縁がある人を除き、全くの初見で読めた人は100%サイコパスです。日本サイコパス検定首席になれる逸材です。

ひとくち、いっこう、いちくち、ひっこう・・・

様々な答えが飛び交っています。

正解は【いもあらい】

元々この地区は三方を川に囲まれ、出入り口は西側の一箇所しかなく、そこから「一口」という漢字が当てられるようになった。その一方で、村の入り口には病気が村に入るのを防ぐために神様が祭られ、疱瘡を意味する「いも」(病気)の侵入を防ぐために「あらう」(祈る)というところから「いもあらい」という読みが当てられるようになった。

という説があります。めちゃめちゃパワープレイですね。

【一口=いもあらい】は、漢字からの連想もできない究極形。最近のキラキラネームのほうがずっとマシ、という意味がわかっていただけたかと思います。

今回は難読に関することでしたが、これからも「へぇ〜」と思ったことは勝手にアウトプットしていこうかなと思います。

そして【こぼれぐち】のことは、しばらく忘れません。

以上、オザワでした。

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  • キラキラネームが蔓延る昨今ですが、昔の人のほうがスゴかったことがわかりました。

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