「そう!めっちゃビックリしたんだけど。まさかオネェ俳優とあっちゃんが結婚するなんて。ってか付き合ってたのがビックリ。」
『オネェ俳優??誰のことを言ってるんですか。』
「サムも絶対見たことあるって!この人だよ!ホラ!!」
「ってかサムって真面目だよな、ちゃんと勝地涼と加藤涼の区別がついてるなんて。マジメでしかないっていうか、マジメで始まりマジメで終わるというか。」
『マジメの基準おかしいでしょ。でもまぁ社内でもマジメな方だとは思いますね。うちアレな人が多いので。』
「先輩の前でよく言えたな。」
『(急にルー語を挟んできたぞこの人・・)』
「き?」
『あぁ、すいません。京都橘というところでサッカー部でした。』
「え?ウソでしょ?本当でも四軍とかでしょ?」
『本当です。まぁ確かにレギュラーではなかったですが。』
「なるほどなぁ〜。それは凄いわ。他には?」
『他ですか。前職がスーツの会社で働いていたので、スーツに関しては詳しいですよ。』
「へぇ〜、そりゃ助かるわ。俺スーツに関しては無知の極みなんだよね。でも着なきゃいけないタイミングとかあるから、詳しい人がいるのは頼もしいわ。」
「そういえば最近俺スーツ注文したんだよ。」
『えっ、マジすか。ひと言相談してくれればよかったのに。スーツの相談とか話するのめっちゃ好きなんですよ。』
「それはスマンかったな。じゃあお詫びといっちゃなんだけど、今度サムにも試着させてあげるよ。かなりタイトめだけど、ちょうどブログのテーマにも合うし。」
『マジすか!ありがとうございます!ぜひ!!』