どうも、草山です。
今回ご紹介するのは、ドーム前駅の近くにある一戸建ての物件。正直、覚悟の必要な激渋ハウスですが、自転車やバイクを駆使すれば弁天町や九条にも行ける立地。しかも一階の土間はバイクが駐められるサイズときました。レトロ感と立地を天秤にかけたうえであなたがジャッジしてください。何はともあれ見ていきましょう。
見た目に偽りなし

玄関はこんな感じ。このいかにも年季の入った引き戸を開けると、中は一転リノベされたオシャレな古民家風の木造二階建てが……という展開はありません!見た目通りの和室が待ち構えていますので、そのへんはご了承ください。
1階は1D(土間)K


玄関を開けると、まずは14帖の土間がお出迎え。令和にでっかい土間のインパクト。玄関から段差なしで来れる場所で、ここにバイクや自転車を置けるとのこと。仮面ライダーの秘密基地のごとく、颯爽と公道へ駆け抜けることも簡単です。
土間というと古臭い印象ですが、多少の汚れを気にせず歩き回れるという意味では、いまや貴重な空間かもしれません。ずぶ濡れのレインコートを着たまま自転車をつっこんでも誰も怒らないし、京セラドームでビールかけしてネチョネチョの体で入ってきてもいいってことです。(後片付け必須)

ステンドグラスもよく見ると、左右でちょっとだけ違います。大量生産社会が忘れてしまった、不揃いの美。狙っても出せないガチのレトロ感があります。

ドアを開けるとキッチンがお目見え。日焼け止めも塗らずに夏を満喫しすぎた人の皮膚くらい壁が日焼けしています。
あとキッチンの奥に見える角のスペースって、かつて大家族の肝っ玉かあちゃんが10合炊きのガス炊飯器を置いていた場所ですよね。昭和を生き抜いた力強い時空がそのまま封入されています。
![shibuifudosan-chintai-domemae-15 – 【公式】渋井不動産 Interior utility room with white cabinetry along left, pale blue walls, and brown trim; stained-glass window on the right wall.”]](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2026/09/shibuifudosan-chintai-domemae-15.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
反対側にはトイレとバスルームがあります。トイレのドアにはまたしてもステンドグラスが。このガラスは「も~またトイレの電気つけっぱなしやで!」という声を何度聞いたのでしょうか。

「現存」という感じのお風呂。かつて非人道的な熱すぎるお湯しか出なかった時期もあったでしょう。しかしきちんと給湯器もついて、ちょうどいいお湯が出るようになっています。

かつて確実に和式だった過去をもつトイレ。時代の流れを受けて洋式へと変貌し、便座に電力を供給するコードもむき出しです。便利なものがマルっとビルトインされているのもいいですが、カスタマイズする権利を行使できるのはこういうタイプですよね。
レトロ超えて池田屋

次は2階を見ていきましょう。

いや、池田屋事件の場所やん。新選組がこっから上がってきて奇襲かける場面ですやん。気分は近藤勇ですやん。
気分を現代に戻しまして。2階には6帖の和室が2部屋と、6帖のフローリングの部屋が1部屋ございます。


まずは和室①。掛け軸や生け花を飾れる床の間もあり、天井や柱の木材の風合いも素晴らしい。ドラマの撮影スタジオに行くと、こういう部屋がわざと保存されています。もはや貴重な古さ。


お次は和室②。親とケンカした子どもがスネてこの押し入れに閉じこもったこともあったでしょう。その子が壁に落書きをしたこともあったでしょう。中の壁材がツギハギなのが歴史を物語っています。

「2階建ての餃子の王将で一階の厨房から料理をあげてくるためのエレベーター」みたいな収納スペースもあります。


最後はフローリングのシンプルな部屋。収納スペースはありません。

一画には、塗装の途中で職人が突然旅に出たとしか考えられない、塗り残されたスペースがあります。もしくは満月の夜にだけ発熱する悪魔のタンスでも置かれていたのかもしれません。
畳の色が黄金色なのを見て分かる通りかなり年季が入っていて、2階は古いいぐさの香りがします。この写真たちを見て「フローラルな香りが充満してそう!」と感じる人はいないと思いますが、検討される方は内覧の上、覚悟を完了しておいてください。
ドームビューの環境

リバービュー、パークビューなど様々な立地の物件をご紹介してきましたが、まさかのドームビュー&ガスタンクビュー。工場などもある地域なので、面している道路にはトラックも多く通ります。なので車の音が少々気になるという点はご了承ください。

ショッピングセンターもあり生活で困ることはなさそうです。あと、ドーム前~九条のあたりはスパイスカレーの名店が結構あるんですよね。グルメな人も唸る地域です。
最後に
こちらの物件、アクセスは阪神なんば線『ドーム前駅』徒歩10分、JR大阪環状線『大正駅』徒歩10分。もちろんバイクなどを使えばなんばにも行きやすい位置です。
諸費用は敷金ゼロ、礼金2か月分、賃料共益費込みで月額118,000円となっております。自由度高め、立地よし、しかし古さガッツリあり。魅力と課題が混じった物件、ご内覧はお早めに。
以上、渋井不動産でした。
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