
明治・大正期から続く大阪屈指の高級邸宅街、帝塚山。緑豊かで静かな住環境、美しい街並みはもちろん、名門・帝塚山学院を擁する文教地区としても知られるエリアである。
なおGoogle AIによると、帝塚山学院は「上品で、一人ひとりが丁寧な教育を受けているイメージが強い学校」とのこと。一方で、弊社の過去ブログでは「帝塚山学院の女学生は気が強く、チンデンの車内でよく喧嘩していた」と総務部ヨーコの証言もあり、真相を見極めるにはチンデンに乗って内覧に行くほか無いかもしれない。

「そもそもチンデンってなんだろう?」
ややユーモラスな響きにより、たちまち内容が入って来なかった者もいるだろうか。
いわゆる路面電車といわれるもので、エリアによっては通称”チンチン電車”と呼称することが起因しているようだ。明治・大正から続く高級邸宅街では、発するのもはばかられる響きである。
帝塚山
ヴィンテージマンション

というわけで本日ご紹介するのは、そんなチンデンが走る阪堺電気軌道上町線『帝塚山三丁目駅』徒歩3分のヴィンテージマンション。南海電気鉄道高野線『帝塚山駅』も徒歩4分で、難波も約10分ほどとアクセスは上々。
マンションから徒歩1分には大きな池がひろがる万代池公園があり、スーパー ライフも徒歩5分。病院も近くに点在しており、健康的で文化的な生活基盤は整っている。

もちろんマンション共用部もヴィンテージである。廊下のレッドカーペット、ガラス窓や踊り場の柵に至るまで、丁寧に選ばれたであろう意匠が散りばめられていた。これらが経年とともに渋みを増し、まさに年代を味方につけた風格を漂わせている。
目的の部屋は階段3階だが、この共用部ならば、むしろエレベーターに乗って一気にスキップするのは野暮かもしれない。わざわざ階段を上りながら堪能したくなる佇まいなのだ。

45㎡の変則間取り

共用部が”時の移ろい”を味とするならば、室内は”時の逆行”が魅力的に仕上がっている。躯体あらわしの天井に、塗装仕上げの壁。床にはつるりとしたタイルが敷かれ、現代に則ったデザインや設備たちが整えられている。


部屋の全体が見える画角を。図面上では、手前のフロアタイルスペースが約10帖・奥のカーペット敷きが約15帖である。
広さだけ見ると手前はLDKになるものの、実際はリビング・ダイニングになるだろうか。あるいは、10人掛けくらいの長いテーブルを配置して、キッチン兼作業スペースのような使い方もできる。

奥はカーペットとあいまって応接間のような面構え。配置されているインテリアたちは入居時に撤去されるため、3人掛けのソファを置いてもゆとりがあるという視覚情報として留めておいてほしい。
あいにくの天気とはいえ、南向きの採光面には十分な自然光が灯っていた。窓の外にはこの部屋のメインビジュアルともいえるアーチがえがかれており、ブラインドやカーテンをつけるのが惜しい。

駆け抜けて水回り





上質なヴィンテージマンションより、希少な空室発生。それも大阪屈指の高級邸宅街・帝塚山で、これほどの仕上がりとくれば、なかなかお目にかかれない争奪戦必至物件である。
諸費用は、敷金ゼロ・礼金2か月の賃料共益費込み月額13万円。平米数を考えるとやや背伸びが必要な設定かもしれないが、この機会を逃すと再び出会える保証はない。そして、ここ数年で軒並み賃料が上昇している流れを鑑みると、次回もこの賃料で募集される保証もない。
真価を見極めるには、内覧に行くほか無いのかもしれない。以上、渋井不動産でした。
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