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渋井不動産
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いやはや2月だな。暦の上では春を迎えたそうだが、冬はまだ粘りを見せている。イタチの最後っ屁がごとく、ここぞとばかりに寒い。上下半ズボンで過ごす日々が待ち遠しい。

ごきげんよう、渋井不動産の時間だ。

時候の挨拶もほどほどに、本日の舞台は中央区南船場三丁目、渋井オフィスからもすぐ近くのチクフル角ビルからお届けしよう。

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エレベーターなどと甘えの権化みたいなもんは捨ててくれ。

郊外の公立小学校で育った私にとって、この階段はどこか懐かしい気持ちにさせてくれる。とはいえ、お股に手すりを挟んで滑り下りるなんて遊びはしないように。いい大人なんだから。

ちなみに物件取材班いわく、共用部からは少しタバコのフレーバーがしたとのこと。苦手な人は少しの我慢が必要だが、禁煙中の人にはもってこいだな。匂いで脳みそを欺むけるぞ。これは余談だが、宇多田ヒカルは2018年頃から禁煙を始めたらしい。

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お目当ては4階。そこそこスパルタン。引越し業者さんには缶コーヒーでも差し入れて、労いの気持ちを見せてあげてほしい。

「401」

この数字はすなわちを示す。南船場の角に建つビルのさらに角。オセロで言えば勝ち確フラグビンビンのポジショニングだ。部屋前には何やらダンボール。中身は、、、タイルカーペットだな。

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住居をお探しだった方、すんません。見ての通り、本日の紹介物件はザ・事務所

別に仕事で使わなくてとも、懐に余裕のある方は自分だけの趣味部屋にするのもイイ。それがやがて仕事に繋がるかもしれない。もしくは気の合う友達同士で元気玉(割り勘)して大人の秘密基地、なんて使い方も憧れる。まずそんな使い方が許可されるかどうか分からないが、まぁ気兼ねなく相談してくれ。

というのも当物件、この度渋井で管理を任されることになった。オーナーさんとも距離が近いので何かと話が早い。業種や入居時期、その他諸々の相談事は担当のシュワちゃんまで。ターミネーターばりの力技であなたのワガママを通してくれるかもしれない。が、過度な期待は禁物だ。さすがに限界はある。

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広さは約11坪の丁度良いサイズ。ドカンと広いわけでもないが、こじんまりともしていない。なんというか、良い意味でハッタリを利かせやすいサイズ感だ。水回りや収納等を削ぎ落とした長方形のハコはレイアウトの自由度が高く、事務所だけでなく教室やアトリエ、カメラスタジオなんかにも使いやすい。

ちなみに注意事項として、平日19時から翌7時(日祝は終日)、ビルのシャッターが強制的に閉まるので予めご承知おきを。さしずめ、ここに入るのはホワイト企業だろうか。羨ましい。それとなくイパ(渋井代表)にも勧めてみるか。

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ホワイト繋がりというわけではないが、白い壁は塗装仕上げ。壁紙では出せない無機質な表情が魅力的だ。窓枠やスイッチ類、コンセントなどの細かな箇所からは年季を感じるが、渋井に言わせればそれこそが醍醐味

この地から一歩も動かず、長い年月を過ごしてきたその歴史を感じてほしい。だからこそ「不動産」なわけで。南斗五車星でいえば、雲のジュウザよりも山のフドウを推す感性の人にオススメしたい。

いかんせんただのハコなのでもう紹介を終えても良いのだが、たまには細かい部分にも目を向けておこう。

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現状、床は好みの分かれるカーペット。おそらく玄関に置いていたものだろう。張替えたてホヤホヤなので、せっかくならこのまま使ってほしいところだが、まぁ判断はあなたに任せよう。

「カーペットも良いけど、どうしても事務所感が…」とお悩みの方は一度イパに相談してみても良いかもしれない。手前味噌な話ではあるが、彼はこの手のプロフェッショナルだ

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イパのヨイショも済ませたところで、続いては天井に注目。

天井高は約2,650mm。特別高いというわけでもないが圧迫感もない。高身長のギネス記録保持者ロバート・ワドロー氏(272cm)より少し低いぐらいだ。

現状は事務所感に拍車をかける蛍光灯スタイル。あなたが構造フェチなら天井を抜くのもイイ。天井を抜けば、猫ヒロシが縦に二体並んでいるぐらいの天井高になるだろうか。ついでにRC造の硬派な躯体も顔を見せてくれるはずだ。

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猫ヒロシときたら、お次はマドガヒロシ。「角」の恩恵にあずかり、南と東の二方向から陽気な自然光が差し込む。

写真こそ撮り忘れたが、南側の窓(マドガセマシの方)を開ければ幼稚園のグラウンドが広がっており、なにせ視界のノイズが少ない。言うても4階なので「眺望」というには少し大袈裟だが、「抜け感」という意味では南船場の混沌としたエリアでは他に類を見ない

最後に注意点というほどでもないのだが、当物件ならではのしきたりを共有しておこう。

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それは家賃の支払いが、毎月オーナーさんに直接手渡しの現金払いであるということ。お金が画面上の数字でしかなくなりつつあるこのご時世、それを人情味や風情と捉えるか、面倒と捉えるか、それともお金の流れが可視化されにくいと捉えるかはあなた次第。

ちなみにオーナーさんは当ビル5階にいる。サクッと手渡しできるのでさほど手間はかからないが、家賃の滞納には充分注意してくれ。気まずいのは勘弁だろう。

というわけで今日はここまで。各種相談、問い合わせ、その他詳細についてはシュワちゃんまでお気軽に。

Photo by : MIU

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  • 南船場の角を取る、11坪の丁度良いハコ。
  • 中央区

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