「もっと光を。」ドイツの文豪ゲーテが最後に残した言葉として有名です。晩年、弱っていたゲーテが、寝室の窓のシャッターを開けて部屋を明るくするよう頼んだところ、ゲーテが『色彩論』などで光と色の研究に深く関わっていたことから、最期の言葉として非常に象徴的でふさわしいとされ、「光」を求めるだけでなく、知識や真理、真実を求める人間の根源的な欲求や、人生における啓示を求める意味合いが含まれている、と言われてます。
勝手に故人の言葉に意味を付けている。人間の、生き方をお洒落にしたいという理想の代表みたいな話や。良い考え方ですね、と認めてもらいたい。これこそが人間の根源的な欲求。こんなもん普通に暗いから「シャッター開けてや。」と言うただけに違いない。それを色々こじつけてこじつけて。人生における啓示を求める意味合いなんてない。ゲーテも恥ずかしがってると思います。「そんなつもりないねん、やめてくれ、ほんまに光が欲しかっただけやねん」と。
そんなゲーテと皆さんのために、光を集める物件を紹介したいと思います。
ガラスブロック

こちらガラスブロックと言いまして、なんかどこかで見たことはありますよね。でも特定してここ!って言えるほど覚えてないんですよね。これどこで使われてるイメージですか?私は特定のイメージとかあんまりなかったんですけど、家、銭湯、学校、病院と、意外といろんなところに使われてるっぽいです。言われてみれば病院の入り口にあったような気もします。

ガラスブロックの特徴
・採光とプライバシーの両立
・断熱、遮音性が高い
・優しい自然光を取り込む
・結露しにくい(断熱性が高いため、水回りの結露対策にもなる)
・手入れが簡単、ガラス製なので水拭きで清掃できる
わりかし良いところが多いんですよね。知らないものを身の回りに置くことってちょっと抵抗ありますけど、知れば安心。採光してくれんのはありがたいけど「さすがに朝は眩しいやん」と言う方、カーテンレールはついてるのでカーテン設置可能なはずですが、サイズだけしっかり採寸お願いします。


こちらのガラスブロックがそびえ立つお部屋は7帖の洋室。大容量クローゼットもガラスブロックに負けない存在感。サムライブルーの加地亮、駒野友一を彷彿とさせる、部屋の両翼にこれだけのインパクト。古っ!!!!!そして実は、ベッドどこ置くか問題はあるかもしれない。エアコンの真下になってまうのか?
12帖LDK


お隣には広々文句なし12帖LDK。もういっそのこと横の7帖と合体させて、19帖ビッグワンルームでもええやんと思った方は一度扉外してみてください。多分結構なしやと思います。こちらの部屋にはもっと光を、と言うことで2つの明かりが設置可能。キッチンはシンプル二口ガスコンロ。


ゲームキューブ起動させた時にキューブが転がってる感じの壁紙。平成初期生まれに伝われ〜。Zか何か押しながら起動したら音変わるやつ。伝われ〜。

リバービュー、パークビューに引けを取らないスクールビュー。子供の無邪気な声が聞こえなくなったら長期休暇だと感じるんでしょうね。プールが見えてるのはいいのか?という声が聞こえてきそうなので先に言っときますと、私みたいな変態おじさんの入居だけお断りしてます。悪しからず。

お野菜の育ち具合も逐一チェックできちゃう。泥棒がいたら叫んで助けてあげてください。そして野菜たちにも、もっと光を。

今回はベンジャミンバトン式(家の奥の方から紹介して、最後に玄関を登場させるという、映画『ベンジャミンバトン・数奇な人生』から取った賃貸紹介ブログ業界用語)での紹介となりましたので最後に玄関を。普通に広くて良いですね。冷たい麦茶が美味そうって思う家の玄関です。

靴箱だけかと思いきや、アウターまでかけれるクローゼット兼靴箱。ブーツにも対応。痒いところに手が届いているような収納スペースは非常に嬉しい。
最寄り駅は、大阪メトロ千日前線、長堀鶴見緑地線『西長堀駅』徒歩7分。ドーム前駅や大正駅、桜川駅も近く、電車で困ることはほとんどなさそう。言うまでもないですが新幹線は通ってないので「もっとヒカリを」と言われましても、ですよ。
諸費用は、敷金3万・礼金13万の賃料共益費込み月額10.6万円。ゲームボーイだのゲームキューブだのなんだか懐かしさを感じる当物件、私と同じ1991年生まれでした。そりゃ懐かしいわ。同年代の方どうでしょう。もちろんそれ以外の方にも普通におすすめです。
以上、渋井不動産でした。
Photo by:MIU