ofu

北浜の大川沿いの角地に佇むのは、ディープグリーンが鮮やかな、朝食・ブランチ・焼き菓子のお店『ofu』。去る7月8日に1周年を迎えられました。おめでとうございます。
仲介を担当したのはディレクターのマックス。物件との出会いや店内のDIYなど、2店舗目を早々にオープンさせた、切れ者のオーナー荒木さんに話を伺いました。

1日の始まりはワクワクしてほしい
-マックス
1周年おめでとうございます!もう1周年かという感じなんですが、そもそも朝食に目をつけられたきっかけって何だったんですか?
-荒木さん
前職の「ASAKARA GOOD STORE」も朝食をメインにしたお店で、“朝食からワクワクしたい”っていうのが一番の想いです。
大阪でいい感じのモーニングのお店がなかったので、そういうお店を作りたくて。朝食を抜く人も多いですけど、1日の始まりを大事にしてほしくて、朝メインにしました。

-マックス
お客さんはオープンの朝8時から常にいらっしゃいますよね?朝からいっぱい並んでるな、といつも感心しながら見てました。
-荒木さん
そうですね。オープンの8時前から並ばれてたりとか。遅めのランチとして15時前でもこのプレートを食べに来られる方もいらっしゃいます。

-マックス
ご近所の方が通われてる感じですか?
-荒木さん
ご近所というよりは北浜エリアに買い物に来られる方の朝のスタートとして利用してもらうことが多いですかね。それか旅先で、ホテルに宿泊してて、朝食をここで摂るという方もいますね。

-マックス
確かにホテルのモーニングのような特別感がありますもんね。朝食のお店をやりたい想いが先にあって、その後にエリアを決められましたよね。
-荒木さん
そうですね。大阪市内中心部でも、ちょっと自然があって、時間の流れが落ち着いていて、ショップと住宅が建ち並んでいるところを探してました。そしたらちょうどここが空いた、という感じです。

物件との出会いはポータルサイトから
-マックス
うちがポータルサイトにこの物件を掲載してて、それを見て問い合わせいただいたんでしたよね。

-荒木さん
そうです。立地に加え、路面の角地ということと、この大きな窓のファサードがいいなと思って。それまでもずーっと探してはいたんですけど、ピンと来る物件に出会えなくて。で、渋井不動産へ問い合わせたら、担当者がマックスさんで。“この物件”っていうよりは、“この人”に任せたら上手くいくやろな、と。
-マックス
ほんまですか!?(笑)

-荒木さん
リアルな話で言うと、1・2階のセット貸しというのがネックで。ハコ自体は気に入ったんですけど、2階をどうするかとか。不安を解消する提案や説明をしてくれて、それならやっていけそうな気がしてきて。このハコの路面でやりたい気持ちが強かったので思い切れました。そう思わせてくれたのがマックスさんやったんです。
-マックス
ふふ。(笑) それ聞けて満足やからもうインタビュー終わろ。(笑)

-荒木さん
(笑) それで2階を決めてくれたのも渋井不動産さんなんで、感謝しかないです。
-マックス
やる時はやるんでね。(笑)
やりすぎなほどのDIY
-マックス
内装はご自身でされましたよね?

-荒木さん
そうですね。“こだわりすぎないのが僕のこだわり”なんです。綺麗なところは綺麗にしたいけど、そのままの良さを保てるところは保つ。できるだけシンプルにしたい。図面もない状態で僕が指揮して知り合いを集めて内装工事しました。
-マックス
壁もご自身でぶち抜かれましたよね。

-荒木さん
そうですね。壁があって圧迫感があったので、開放感が欲しくて壁をぶち抜いて、ここに木を入れて。基本できるところは自分たちでやりました。

-マックス
すごいですよね、自分たちでやってしまうのは。
だいぶ費用は抑えられました?
-荒木さん
費用面で言うと、当初の見積もりより数百万単位では抑えられたと思います。
-マックス
やっぱりDIYした方が抑えられますよね。ただ、みんなやりたくてもできないんです。ほんますごいです。お父さんも工事に関わられてましたよね。

-荒木さん
はい。父は水道とか設備関連の仕事をしているので、その辺りは任せて、塗装屋とかそれぞれの業者を手配してもらって、内装デザインも僕の前職の方にお願いしてやってもらったんです。
-マックス
ご家族や知人たちと作り上げたお店ということで、思い入れが強くなりますね。
-荒木さん
一緒にお店を作ってくれた仲間たちも食べに来てくれるし、それは純粋に嬉しいなと思います。

早くも2店舗目。「THE BEIGE STORE」とは
-マックス
8月には南堀江に新店舗『THE BEIGE STORE』もオープンされて。おめでとうございます。本当にやり手ですね。新店舗を展開するスパン、速くないですか?(笑)
-荒木さん
ライフスタイルにまつわることをいずれやりたいなと考えてて。『ofu』は“食”、『THE BEIGE STORE』は“ライフスタイルショップ”にしたいなと考えてたんです。
幸運にも任せられる人がいたことと、良いタイミングが重なって、スムーズに進みましたね。

-マックス
それは『ofu』が順調やからですね。
-荒木さん
もちろんそれはありますね。ここじゃなかったら望んでたお客さんもついてきてないやろうなと。北浜という立地の良さもだいぶ関係ありますね。

-マックス
『ofu』が認知されるまでは早かったですか?体感的に。
-荒木さん
めっちゃ早かったですね。オープン当日に有名なインフルエンサーの方が来られて、その方がインスタに投稿したのが起爆剤となって、どんどん広まっていきました。
オープン初日から注目を集められたのは、オープン前からお店の告知をインスタで投稿してたのが大きかったと思います。
-マックス
期待感を煽らせて、オープンしたら絶対行こうって気にさせるってことですね。3店舗目も考えられてます?
-荒木さん
やりたいですね!次は別のターゲットで、ワクワクすることを企ててます。

ofu
【住所】大阪府大阪市北区西天満一丁目2-25 SQUARE北浜1階
【営業時間】8:00-17:00(L.O.16:30)
【定休日】不定休(Instagramをご確認ください)