ご覧頂いている通り、無機質なコンクリートに覆われたデザイナーズマンションなのですが、飾られた絵画が彩りを加え、博物館のようなエレベータ前ホール。「こんなレジデンスに飾られる画なのだから、さぞかし著名な人が描いた作品なのだろう」そう思って調べてみましたが、作者を突き止めることができませんでした。
しかし、代わりと言ってはなんですが、画を飾っている「フレーム」、こちらの販売元を突き止めることに成功しました。
『IKEA』というスウェーデン発祥の大型家具量販店です。大阪市内では鶴浜に1店舗ございますので、同じものが欲しい方はぜひ足をお運びくださいませ。
本日は最上階です
エレベータで9階のボタンを押せば、本日ご紹介のお部屋前に到着いたします。
玄関扉は、長身すぎるあなたも安心してくぐり抜けていただける高さでご用意しております。SECOMの5文字が、いかなる悪党も寄せ付けません。
ハイサッシ窓と抜けた天井の開放感
意味不明ですがとりあえず韻を踏んだだけの紹介はさておき、こちらがリビングです。
ここへ足を踏み入れた人の誰もが、外まで突き抜けた景色の、圧倒的な開放感に包まれます。開放なのに包まれます。
そんな矛盾を孕むのも、高級レジデンスならではなのかもしれません。
インテリアを置かれる際も、必要最低限で抑えたほうがこの部屋の真価が発揮できそうです。
IHは2口ですので「取り憑かれたように調理に励みたい」という方には少々スペック不足かもしれません。が、食事の品数をそんなに必要とされていない方には、十分対応できます。
推しの『飴色フローリング』
上階は寝室で広さは7帖。
この飴色のフローリングがとてもシックで、個人的には「隠れた推しポイント」のひとつでございます。安っぽくない、高級感の上で寝る時間というのは、睡眠の質をあげてくれるに違いありません。
隠し事なしのバスルーム
最後に、上階に設置された水周りをご紹介いたします。
床と壁のタイルの柄が少し異なり、遊びの効いた余裕を感じます。そしてバスルームへと続く扉はスケスケのガラス扉。ここでの風呂上がりには、バスローブが似合います。
Please kiss me.
浴槽に備え付けられたテレビを点けて感動いたしました。チャンネルの照準が「アッコにおまかせ」に設定されていたことに。
ここに住む方は日頃の仕事生活に埋没していて、世界経済を見通す情報番組しか見ないものだろうと思っておりましたが、実は庶民派だったのですね。
ワイプのアッコさんも、嬉しくてキスしてくれそうな表情です。
こちらのお部屋、賃料・敷金・礼金は全て19.8万円となっております。SOHO利用も可能ですので、自宅と仕事場を兼用されたい方もご検討いただけます。
ぜひどうぞ。
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