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7月から新札に

7月より新紙幣が発行され、日常で目にする機会も増えてきました。渋井不動産に加入した、何でも屋のエイキチと広報部のキョンが「自分たちなら誰にお札になってほしいか」を勝手に考えてトーク。みなさんのお盆休みのお供に、気楽にお楽しみください。

※一部会話の進行上敬称を省略しております。この場をお借りし敬意を表します。

ーエイキチ
新札もうゲットしました?

ーキョン
しました。北里柴三郎氏。新紙幣は1万円札が実業家の渋沢栄一氏。5千円札が、現在の津田塾大学を創立した教育家の津田梅子氏。そして千円札が細菌学者の北里柴三郎氏ですよね。北里氏はやっぱりコロナが影響した人選な気がしますね。それぞれの功績はこちらのサイトに詳しく書いてあるので見てみてください。

新しい日本銀行券特設サイトー国立印刷局

ーキョン
紙幣の肖像ってどうやって決めてるんだろう、って気になって調べてみたんです。
「肖像をはじめとするお札の様式は、通貨行政を担当している財務省、発行元の日本銀行、製造元の国立印刷局の三者で協議し、最終的には日本銀行法によって財務大臣が決める」らしいです。自分なら誰を紙幣にしたいか、一緒に考えてみません?

ーエイキチ
えっ、楽しそう。やっぱ1万円札が一番の偉人ですよね。

ーキョン
優劣をつける訳じゃないけど、きっとそう。たぶん、いずれ大谷翔平はなりそう。スポーツ界で初めての紙幣に登場するとしたら彼で満場一致じゃないですかね。さすがに1万円札は難しそうな気はするけど。

ーエイキチ
僕は”世界の北野”。北野武を推したいですね。

画像 NB press Onlineより

ーキョン
ビートではなく?北野の方ね。映画監督繋がりで言うと、黒澤明も偉大ですよね。

ーエイキチ
あーっ!クロサワ!!絶っっ対黒澤明がいいです。それ僕が言ったことにしてほしいくらい。(笑)

ーキョン
すでにレジェンド化してお札になってるのがしっくり来ますよね。
眼鏡は新渡戸稲造高橋是清のお二人だけらしいので、初の”サングラス”で印刷されてほしいな。
女性枠は誰がいいですか?

ーエイキチ
絶対あの人ですわ。草間彌生。裏は絶対かぼちゃです。(笑) 
ニューヨークのMOMAでも人気ですごい人だかりでした。

画像 草間彌生美術館公式サイトより

ーキョン
ははは!それならやっぱり服装はドットのワンピースでしょうね。これまで女性は着物でしたもんね。服装の視点も面白い。大谷翔平なら野球のユニフォーム。力士の千代の富士なら”裸”。それもかっこいい気がします。

ーエイキチ
それ、インパクトあって良いですね(笑)

ーキョン
紙幣の歴史の中で初めての女性が樋口一葉という人選が渋いですよね。

ーエイキチ
24歳で亡くなったにも関わらず、後世に残る『にごりえ』や『たけくらべ』を発表した人ですが、「そこ行くか〜!」って感じでしたもんね。

ーキョン
うんうん。私は詩人の茨木のり子も推したい。『自分の感受性くらい』を先日中之島こども本の森へ行った時に久しぶりに手に取ったら、何度も読んでいるのにまっさらな気持ちで、ピリっと電流が走ったんですよね。あの方の言葉は100年後もきっと、人々の感性を正してくれる気がします。

かつての千円札の夏目漱石の『吾輩は猫である』が発表されたのが1905年なので、120年も前。100年後も読み継がれる、語り継がれる作品を生み出してる人って誰ですかね。

ーエイキチ
世界で一番売れた日本の小説が太宰治の『人間失格』らしいですよ。

ーキョン
へぇ〜!教科書には載ってもお札にはならなさそう。
チーフは誰がお札になってほしいですか?

ーチーフ
ん〜、久石譲かな。

ーキョン
ーエイキチ
あ〜〜!!

ーキョン
その繋がりで宮崎駿もいいですね。裏面はトトロとか?

ーキョン
いやいや、アシタカの矢放つ時のシーンの再現はもういいですって!(笑)

ーエイキチ
って、キャラクターはダメでしょ!(笑)

王道の政界・経済界もやっぱり挙げておかないとね。任天堂の創業者・山内房治郎とか?松下幸之助本田宗一郎も日本のものづくりを牽引した人たちですよね。

ーキョン
民藝運動の父・柳宗悦の存在も多くの人に影響を与えてますよね。息子の柳宗理は調理器具やカトラリーなど、家庭に根付いてるプロダクトも多いですし。1万円札は、民衆の暮らしのなかに美を見出した柳宗悦に1票!

ーエイキチ
僕はその人知らないです。(笑)ただ「ええとこ突いてくるな〜枠」でいいかもしれないですね。

画像 日本民藝館公式サイトより

ーキョン
40年も1万円札を牛耳ってきた”諭吉=1万円札”という概念を変える時が来ましたね。
「ごめん、むねよし(そうえつ)しかないわ」って感じで。その場合は「そうえつ」の方が音はかっこいい。

ーエイキチ
それは確かに。(笑)
あ、あとユニクロの柳井正も忘れちゃいけない。イタリアでもスペインでもどこに行っても「ユニクロ」があって大盛況でした。紙幣の歴史を振り返るとこれまで政治家が多かったですが、文化人は親しみが湧いていいですね。

ここまで話してきて思い至ったのは、”いつかお札に印刷されるような偉人に自分もなりたい!”ってことです。

ーキョン
よく言った!エイキチさんならなれると思います!!

以上、渋井不動産のキョンでした。

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  • 新紙幣、自分で決められるなら誰がいいか、キョンとエイキチが考えてみた。

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