「こだわりリノベーション部屋が出た」ということで休みにも関わらず、新町一丁目から谷町九丁目まで来た。
『こだわり』という単語を調べると『物事に妥協せず、とことん追求すること』と書いてあった。
『壁紙を無数の引き出し柄にすること』とは書いていなかったが、今なぜこんな状況になっているのかがわからない。
が、こんなクセ強めの部屋を見てきたので、今回はその一部をご覧いただきたい。
土間から廊下が全てコンクリート
玄関を開けると床一面が無機質で、対照的な棚に靴がチラホラ残っている。恐らく引っ越し作業がまだ完了していないようだ。内装にはこだわるけど、引っ越し日は曖昧でオッケーなのか。
万能フック
廊下には自転車を吊るす用のフックが備え付けられており「こんな感じで逆さ吊りにするのがイケてるよ」というオーナーからのメッセージ。
ただ奇しくも物干し竿を引っ掛けるのにもピッタリなのだ。
洗面台がアンティーク調
宙吊りの向かい側にはなんと洗面台。なかなかトリッキーな場所にあるが、アンティーク調に造られており良い雰囲気。コンセントが設置されているものの、ドライヤーをどこに置くかで悩みそうだな。
背後にフックはあるが。シュッ シュッ
タワーマンションと匹敵するバスルーム
お風呂がかなりゴージャスだった。マダガスカル
浴室乾燥機や追い焚きなどの充実した機能はもちろん、浴槽も大きくデザインも洗練されている。このお風呂で不満を言うなら銭湯を買い取るしかないと言ってもいいほど。
無垢材にも手を出しました
6帖洋室はこだわりの無垢床。天井はコンクリ剥き出しで引っ越し荷物は置き去り。この部屋は天井からチラリしているペンダントライトで照らされており、しかもエアコン付き。荷物さえなくなれば快適な空間であることは間違いないだろう。
オーナーのこだわりが強くでた谷町九丁目の2LDK、家賃は込17.7万円とこだわりに自信ありな価格だ。
これほどのこだわりは、二度と出会えないかもしれない。
最新の空室状況やお問合わせは、渋井不動産。