ハイセンスなurban lifeを
人口増加が止まらない西区に、とんでもない異端な一室が出来上がった。あまりにも強気なので、語気も強めでいかせてもらう。
タイトルにある”逆張り”とは、本来投資用語であるが、市場人気に敢えて逆らい、枠におさまらないことを指すこともある。紹介する一室は、「日当たり良好、無垢材を使った温かみを感じられる部屋」とは一線を画した、”かっこ良さ”に振り切り、サロンのような居住空間を実現したフルリノベ・ワンルームである。
(※照明等は撮影用に設置したものであるため、イカした照明器具をご自身でレイアウトいただきたい)
土足を想定した玄関を上がると、只者ではない佇まいの奥行きある空間が。ベイスメントかそれとも日が暮れたのかといえばそうではない。太陽と決別したのだ。”攻めのオリジナル”を展開するSRCシリーズによるものである。
(SRCシリーズとは:渋井リノベーション倶楽部。あなたの不動産を堅くする、今までになかった前向きリノベ)
整えられた居住環境
これだけ生活感のない空間でありながらも、キッチンはしっかり自炊されることを想定。IH2口に余裕あるシンク。
壁紙のパテ処理の跡や表面の起伏、ネジ穴など、建物の表情が見えるコンクリート打ちっぱなしの壁と天井の無機空間。間接照明を緻密に配置すれば、恐ろしくかっこいい部屋が出来上がる。
アーティストの米津玄師は、新曲「毎日」を、カーテンを閉め切った部屋で自らを追い込みながら制作したとか。カーテンを閉め切らずともクリエイティビティを発揮できそうな研ぎ澄まされた空間になるこちらのお部屋は、ワークスペースとしても最適。もしくは、2拠点生活を送るワーカーのセカンドハウスとしても。
木製家具や観葉植物を取り入れて温かみをプラスしたり、メタルポール脚の家具やガラス天板のテーブルをレイアウトし、とことんクールにしたり。カラーや素材でいかようにもテイストを変えられるのが、コンクリート打ちっぱなしの良いところ。
レイアウト参照:コンクリート打ちっぱなしと相性の良いインテリアはどんなもの?
スタイリッシュな水回り
タワマンや分譲マンションが建設され、特に3・4丁目は住宅地となりつつある新町エリア。堀江とは違ったブランディングがなされた新町に、ミニマルで洗練された逆張りリノベ・ワンルームが誕生。
アクセスは、大阪メトロ長堀鶴見緑地線・千日前線『西長堀駅』へ徒歩3分、中央線『阿波座駅』へも徒歩8分とグッドリッチ。生活感のない室内でありながらも、西区役所が目と鼻の先にあり、区役所裏には阪急OASISの入ったクリニックビルと、生活環境は驚くほど整えられている。
諸費用は、敷礼ゼロの賃料共益費込み月額9.1万円。なんと敷礼ゼロ。
この物件に饒舌は似合わないとわかりつつ少々語りすぎたかもしれない。ただ最後に一つだけ。一見の価値は・・・ある。
以上、渋井不動産でした。