渋井不動産がご仲介させていただいた『午後の喫茶マイニチ』が、4月24日に1周年を迎えました。おめでとうございます。
今回は、店主の大川さんに、この1年の振り返りや今後の目標を、渋井不動産のリサと伺ってきました。
午後の喫茶マイニチ
『午後の喫茶マイニチ』は、浪速区元町にある、キャロットケーキを中心に販売する焼き菓子店。グルテンフリーや有機人参・有機ドライフルーツなど、素材にもこだわり、子どもから大人まで安心して食べられるお菓子作りを目指されています。2階にはカフェスペースもあり、土曜日は満席になる人気っぷりです。
ーリサ
大川さんは、いつからお菓子作りをされてるんですか?
ー大川さん
3年ほど前から始めました。コロナ禍で、営業している洋菓子屋さんがなかった時に、自分が食べたくてお菓子作りを始めました。
今のようなグルテンフリーを意識し始めたのは、友達がキッカケです。小麦アレルギーの友達も食べられる「グルテンフリーでお菓子を作ろう」と考えるようになって。私自身も小麦を減らした生活を過ごしてみると、体が軽いとか体調に変化が出てきたこともよかったですね。
ーリサ
そもそも数あるスイーツの中で「キャロットケーキ」を選んだ理由は何だったんですか?
ー大川さん
私にとってキャロットケーキは、思い出の味なんです。子どもの頃、友達の家に行った時、温かい紅茶と手作りのキャロットケーキが出てきたのが出会いで。フランス菓子のパティシエは知らない方が多いんですけど、”ホームメイドケーキの極み”だと思うんです。
キャロットケーキは、バターじゃなくてオイルを使っているので、あっさりしてて食べやすいんです。ヘルシーなので、胃がもたれにくいところも良いですね。
ーリサ
お店、すごい人気ですよね。集客で意識されてることはあるんですか?
ー大川さん
以前、大阪木津卸売市場内の『喫茶マイニチ』で間借りをしていた頃、コロナが流行し始めて、客足が途絶えて、街に人も歩いていない時に、「通販始めよう!」と思い立ちました。
集客のためにインスタを始めて、キャロットケーキの通販デモを試してくれる方をインスタで募ったんです。それが300件くらい来たんですよ。「これ、通販いけるわ」って確信しました。「キャロットケーキは美味しい」って自信があったので、それを伝えたい一心でした。
ーリサ
路地裏でちょっとわかりにくい場所ですけど、この物件にしてどうでしたか?
ー大川さん
めっちゃいい!店まで迷ってくるお客さんが多いんですけど。(笑)
「やっとたどり着いたー」って達成感あるのがまた良くて。主張しすぎず、自分の身の丈に合ってる気がするんです。
私は通販だけの店をやるつもりだったので、狭くてもよかったんですが、友人に「大川さんは喋ってファンを増やしていく方がいいと思うから」ってアドバイスをもらって、ここに決めました。
ーリサ
1周年迎えられてどうですか?
ー大川さん
あっと言う間で、この1年本当に忙しかったです。おかげさまで、通販を始めてから、たくさんの人に知ってもらえるようになりました。ちょっと大変だった時期もあったんですけど、お客さんが気遣ってくれたり、優しい言葉をかけてくれたりして。温かいお客さんに囲まれていたことを再認識しましたね。
ーリサ
最後に、今後の目標を聞かせてください。
ー大川さん
自叙伝出したいです!自分の半生を本にして、書店に並ぶのを見たいですね。それに、『よ〜いどん!』も出たいし、『マツコの知らない世界』も出たいし、忙しい!(笑)
「何があっても大丈夫」と肝の据わった、パワフルな大川さんの今後の活躍に目が離せません。
フードイベントの出店や、キャロットケーキのワークショップも月1回ほどのペースでされていますので、ご興味のある方はインスタをチェックしてください。
午後の喫茶マイニチ
【住所】大阪市浪速区元町一丁目2-22
【営業時間】11:30-16:00
【定休日】日・祝日・不定休(営業日時に関してはInstagramをご確認ください)