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ヘリンボーン(英: herringbone)は、模様の一種。開きにした魚の骨に似る形状からニシン(herring)の骨(bone)という意味をもつ。gを黙字にせず、ヘリングボーンということもある。

建築関係における、タイル貼り(平面充填)などのデザインにも用いられ、矢筈(やはず)模様という呼び名もある。別名「ヘリンボーン」。

以上、ヘリンボーン選手でした。ありがとうございました。

まさか名前の由来が魚の骨とは。しかもニシンという、ルックスがパッと思いつかない魚。これから居酒屋や家でニシンの開きを食べるときは「やれやれ、ここでヘリンボーンさんのお出ましか」とうんちくを傾けてください。変な空気になります。

ちなみに「肘をぶつけたときにビリビリ痺れる現象」は『ファニーボーン』

お分かりかと思いますが、今日の主役はヘリンボーン。そう決めたときから「ヘレンもどこかで登場させたい」と常々思っているのですが、今のところベンチウォーマーとなっております。

小さなことからコツコツと紹介していきましょう。こちら土間スペース。きよし師匠をギュウギュウに詰めたら4人は横になれるほどの広さがあるので、観葉植物を置いたりサーフボードを立てかけたりしてインテリアのアクセントにしてもいい感じになりそう。

お待ちかねのヘリンボーンリビングは27帖

ベランダまで真っすぐ突き抜けた開放感抜群のリビングなので、家具のレイアウトにも悩むことはありません。ちなみにこのお部屋の広さは61㎡ですが、半分以上がリビングという突き抜けっぷり。

反対側からも見ていただきましょう。

玄関を開けると、そのままズドンと抜ける日本人らしくない斬新なスタイル。節目の少ないやや高級な無垢材を贅沢なまでに駆使したリビングには感動すら覚えます。

窓を開けると開放的な景色が網膜に飛び込んできました。言わずもがな、陽当たりは抜群。

目の前のラブホテルが低層だったがため手に入れたこの採光。おめでとうございます。

そしてここは4帖の洋室。

セミダブルが最適でしょうか。大きめのベッドを置くとキチキチになってしまうので、納戸もしくはクローゼットとして使用するのもアリ。

ここで登場、ヘレンもニッコリおしゃれなL字型システムキッチン

ちゃんと魚焼きグリルも付いており、ヘレンがヘリンを調理する姿が浮かびます。

水周りを見て驚きました。

「床はヘリンボーンじゃなくパーケットフローリングか」と油断していたら、洗面台にヘリンbornしていました。オーナーはニシンに借りがあるのかと疑うほど、徹底した強いこだわり。

トイレは扉が無いシースルータイプに仕上げました。

お風呂はさすがにヤツ(鰊)はいませんでしたが、木で仕上げられた天井には浴室乾燥機がスタンバイしておりました。

よくあるユニットバスではなく、タイル・コンクリートを絶妙なバランスで造作した浴室。洗い場の床も白く輝く丸石を埋め込むなど、落ち着いた雰囲気と上品さに抜かりがありません。

紹介は以上です。

大都会梅田の堂山というコンクリートジャングルにある、ヌクモリティ、否、無垢モリティタップリなお部屋は込14万ちょいです。仕事で疲れても、家に帰れば呼吸する木々が癒やしてくれることでしょう。そして窓を開ければ眼下にラブホテル。イッツシティライフ。

普通のリノベーションでは物足らない方は、ぜひ。

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