福島区の最上階角部屋
本日は、物件最寄りの駅前からスタート。
阪神本線『野田駅』・大阪メトロ千日前線『野田阪神駅』と、路線と駅名が錯綜(さくそう)する大変紛らわしい駅前です。神戸方面へ行く際は『野田駅』へ、難波方面なら『野田阪神駅』と覚えておけば、間違いありません。
ちなみに、ここから500mほど離れたところには、JR環状線『野田駅』もありますが、野田に関するキャパはすでにオーバー気味かと思います。紹介物件から15分歩きますし、頭の片隅に留めていただければ。
さらにちなむと、JR東西線『海老江駅』もこの地上出入口からアクセス可能です。京橋に行くなら、ピンク色の看板の東西線を目指しましょう。
111㎡の特大4SLDK
ご紹介するのは、平成16年築のRC造12階建てマンション。エントランスからお察しの通り、”高級”と分類されるラグジュアリーな分譲マンションです。照明のチョイス、位置ともに、只者ではないセンスを感じます。
お部屋は、こちらの最上階。エレベーターを挟んでワンフロア2戸、いわゆる完全独立部屋と言いましょうか。
さっそくお邪魔すると、「中なのに外」という第一印象が出迎えてくれます。111㎡という平米数を体現した土間には、ぐるりと覆うようにはめ込まれたFIX窓が、ほぼ丸見えという名の開放感をもたらしていました。
土間あがった先には、洋室①と②。どちらも5.5帖の奥行きあるカタチで、コンパクトな収納と北向きの採光面が備わっています。
ゆとりある水回り
さらに進むと、各水回りがひとまとめ。タンクレスのトイレは、当たり前のようにお尻が洗えます。もちろんミニシンクも個室内にセッティングされているので、当たり前のように手を洗ってください。
数ある三面鏡の洗面台でも、とびきりワイドな逸品。その横幅は、「すしざんまい」と広げたくらいを想像していただければ。
バスルームも余裕を感じるゆったり感。追い焚き・浴室乾燥機付きと、スペックも申し分ありません。
多めに折り上げました
お待ちかねのメインは、20.5帖のLDK。セミセパレートされたキッチンを除くと、リビング・ダイニングは16帖ほどでしょうか。
東西南の三面採光に加え、折り上げられた天井は約3mの高さを誇ります。写真で見ると伝わりにくい高さが悔しいほどに、現地での体感は高々としていました。
ここぞとばかりに、背の高い観葉植物や、ARCOの照明を配置したい天井高です。
キッチンはIH3口に魚焼きグリル、食器洗い乾燥機付き。オーブンレンジもビルトインしているものの、残念ながらこちらは故障中。(設備保証なし)
そのほか、浄水機能がついた蛇口があったり、調理スペースも広めにとられていたり。オーブンレンジを差し引いても、ステキッチンと呼べるクオリティが整っていました。
LDKの反対側に位置する、10帖洋室。東西北の三面採光に覆われ、午後に差し掛かるにつれて、西日優勢な陽だまりが見られます。
ご夫婦の寝室や、大きなデスクを伴った仕事部屋など、ライフスタイルや置きたいファニチャーに合わせてご活用くださいませ。
居住スペースはオマケです
冒頭で111㎡の専有面積をお伝えしましたが、当物件に限っては、そんなことオマケに過ぎません。
本当の主役は、129㎡のルーフバルコニーなんです。
何を言っているか分からない方は、今すぐ画面を2スクロールしていただくと、「孤島」という表現がぴったりな間取り図が出てくるでしょう。野田の分譲マンション最上階にこんな島があったなんて、地上の私たちには想像もつきませんでした。
20.5帖LDKも、洋室①〜③も、丸見えの土間だって、全てはこのバルコニーにつながる伏線。さすがの名探偵も、まさかここまで全てがつながっているとは、じっちゃんの名にかけて断言できなかったと思います。
洗濯物を干すことはもちろん、家庭菜園や子供用プールなど、常識の範囲内でお楽しみいただければ幸いです。
では、おさらい。福島区野田より登場した111㎡の特大4SLDKは、阪神本線『野田駅』・大阪メトロ千日前線『野田阪神駅』・JR東西線『海老江駅』徒歩5分。交通至便はもちろん、生活に必要なモノたちは斜向かいにあるイオンモールが担ってくれます。
諸費用は、敷金2ヶ月・礼金2ヶ月の賃料共益費込み月額45万円。ずっと黙ってましたが、ペット飼育も相談可能。(条件変更あり)
最後に、当物件は定期借家5年での契約です。正直、敷金礼金や賃料は、定借とは思えないほど強気な設定だと思います。それでも、111㎡の居住スペースに129㎡のルーフバルコニーがついた最上階完全独立部屋なんて、大阪市内を探したってそう見つかる物件ではありません。この希少物件に住めるのは、今だけ。
以上、渋井不動産でした。