お待たせ、桜川のヴィンテージマンション。幻の2LDKが内覧予約開始。

ほぼ堀江で二人暮らし

やってきたのは、「ほぼ堀江」でおなじみの浪速区幸町です。住所ではピンと来んのよ、という方には、「湊町リバープレイスを目指していらっしゃい」という助言も添えておきます。八角形の屋根が特徴的な、なんばHatchがあるところです。

周辺はここ数年でお店がドンドコ増え、リコッタパンケーキが有名な「Micasadeco&Cafe」や、開放的な空間で日本酒とアテが味わえる「SAKE NERD」など、洒落ていて美味しい店が並びます。

個人的には、ザ・大衆向けの町中華「なんやかんや」もオススメ。かつてこの地に住んでいた私が言うのですから、間違いはありません。

ご紹介するのは、回廊になった共用部が特徴的なヴィンテージマンション。過去に何度かご紹介したことがあるマンションなので、見覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

中央には、すらりと伸びる1本の樹木。回廊という構造もあいまって、隙間を縫って差し込む光たちは、まるでこの生命を目掛けて降り注いでいるかのようです。

春には花をつけ、秋には紅葉が色づき、「いってきます」「ただいま」とともに四季折々の趣をもたらしてくれるでしょう。かつてこのマンションに住んでいた私が言うのですから、間違いはありません。

では、本題のお部屋へ。玄関には大振りなシューズボックスが備え付けられ、土間にもある程度のゆとりが確保されています。

試しに靴を脱ぎ散らかしておいたので、家に帰ったら彼が勝手に友達を呼んでいたときの参考にしていただければ。何度目の所業かによって、注意するトーンが変わってきます。

ご覧頂いているのは、隣同士に並ぶ10帖LDK・8帖洋室。その傍らには、この部屋の主役である南向きの日当たりが差し込みます。

ちなみに、エアコンは各居室、計3台を設置済み(性能保証あり)。そのうえ、3台のうち1台はほぼ新品、残り2台も新品に入れ替えられることが決まっているとくれば、「60代からでも入れる保険があるんですか？！」と同じテンションで、「残り2台も新品になるんですか？！」と尋ねてしまいました。

では、各々をピックアップしていきましょう。

10帖LDKは、遊び心が散りばめられた仕上がり。キッチン横の壁しかり、正面のアクセントクロスしかり、綺麗めな内装にすんなり溶け込むほどよい主張が効いています。

お隣の8帖洋室。リビング兼洋室のような立ち位置で、引き戸を全開にすると、18帖LDKとして広々とお使いいただけます。

リモートワークやゲーミングスペースなど、”ちょっと籠もれるスペース”としても。デスクやチェアを配置し、必要に応じて間仕切ってくださいまし。

南向きのバルコニーは、もはや容赦のない日当たりです。8階という所在階もあり、何者もこの日光を阻むことはできません。ゴマキが入ってきたときのモー娘。くらい勢いがあります。

廊下側の7帖洋室。エアコンもバッチリ設置済みで、文句のない寝室として機能してくれそう。各洋室にクローゼットが備わっているのも、ポイント高め。

バルコニーで薄々お気づきかと思いますが、物件の目の前は高速道路です。全ての窓は二重サッシになっているものの、走行音が聞こえないと言い切れないフシもあります。ここは実際に現地でお確かめ下さい。

水回りは、ギュッと纏められたコンパクトな空間。

懸念点はトイレと洗面台が同一空間のアメリカンセパレートであるものの、間にバスルームが挟まれていることで、子供を間に挟んで会話が成立するベテラン夫婦のような位置関係になっています。

いかがでしたか。浪速区幸町一丁目より登場したお部屋は、大阪メトロ千日前線・阪神なんば線『桜川駅』徒歩2分。名作ヴィンテージマンションより、なかなかお目にかかれない2LDKの区画が、満を持して内覧予約を開始しました。

諸費用は、礼金20万円の賃料共益費込み月額13万円。内覧開始は3月25日(月)より。どこよりも早い速報ですので、お早めにご予約ください。

共用部に惚れ、日当たりに魅了される。近ごろ問合せが殺到している「キレイめ二人暮らし」のお部屋が、ほぼ堀江より登場です。お見逃し無く。

以上、渋井不動産でした。