西区のリノベ分譲賃貸
100点満点の曇天のもとやってきたのは、西区の靭公園エリア。さすがは都会のオアシスと言われるだけあり、真冬でも茂々とした生命力が感じられます。
本日ご紹介するのは、そんな景色を共用部に捉えた分譲賃貸です。そう、靭エリアの分譲マンションに、賃貸借契約で住めるチャンスが到来しました。2月にして花粉が飛散しはじめました、に匹敵する衝撃ニュースですね。
では、どれくらいの「靭エリア」なのか申し上げますと、マンションは靭公園の目の前に位置します。三谷幸喜作品における西田敏行、福田雄一作品においてのムロツヨシくらい、ズブズブな立ち位置と言えば伝わるでしょうか。
そして、靭エリアで血眼になって分譲マンションを探している方からすると、もはやこの特徴的なカタチでマンション名を察する方も少なくないはず。それほどこのエリアの”良い”分譲マンションは希少で、なかでも当物件は人気のヴィンテージマンションだということなのです。
最上階のデザイン間取り
たどり着いたのは、65㎡の1SLDK。総戸数224戸を誇る当マンションにおいて、限られた最上階の住戸にあたります。この部屋に出会えたこと、それは、「前世で徳を積んでおいてよかったな」と、ひとつ前の輪廻に感謝したくなる出会いと言っても過言ではありません。
ゆとりある土間は、昨今ニーズの高い間取り。写真のように自転車をアレしたり、ベビーカーやゴルフバッグなど、大きなブツもドンと置いてくださいまし。
右手の棚もまた大容量のモノが備わっており、靴はもちろん、ヘルメットやツールボックス、縮こまった大人1人くらいは押し込んでおけます。
LDK、ぬくもりある無骨
ブルーの扉を突破すると、現れたのは、近未来的なメタリックキッチン。転送装置のような給気口の先には、急カーブを描く排気ダクトが続きます。
スペックは、ガス3口に魚焼きグリル付き。性能保証は無いものの、食器洗乾燥機まで搭載済みでした。
※左手奥のエンジ色は冷蔵庫です。家電やインテリアなどは入居までに撤去される予定のため、無きものとしてご覧ください。
では、18帖LDKの全貌をどうぞ。ヘリンボーンの無垢床が大好物のわたしにとっては、「よくぞ組み敷いていただきました」の一言に尽きます。ありがとう、オーナーさん。ありがとう、職人さん。
ぬくもりある床に対して、頭上には無機質な印象のぶち抜かれた天井をオン。小粒でもぴりりと辛い山椒のように、一部の駆体があらわになっただけでお部屋の雰囲気をぴりりと引き締めてくれていました。
アクセントに次ぐ、アクセント
LDKに隣接する8帖洋室。ブルーのアクセントクロスが印象的な、広めの寝室です。
ちなみに、壁に見えるモヤは、現状設置されているシャンデリアが反射しただけの高貴な影です。照明を変えれば消え失せますので、ご安心いただければと存じます。
なお、アクセントクロスの影響は、水回りにも及びます。寝室がアルカリ性ならば、水回りには酸性と表現したくなるカラーリングが見て取れましょう。
パウダールームは、壁の赤・タイルの青の二色使い。薄々感づいていましたが、洋室もパウダールームも塗装でのアクセントが施されており、ただの壁紙よりも強い念を感じます。
西区靱本町より登場した65㎡の1SLDKは、大阪メトロ四つ橋線・中央線・御堂筋線『本町駅』徒歩6分。靭公園目の前というロケーションに、多くの方が求める御堂筋沿線というアクセスが揃った、争奪戦必至の分譲賃貸です。
諸費用は、敷金1ヶ月・礼金2ヶ月の賃料共益費込み月額18万円。
しっかり諸費用はかかるものの、これは十分に払う価値のある一室でございます。西区、ひいては、靭エリアでビシビシのリノベーションをお探しのあなた、待望のお部屋が募集中です。
以上、渋井不動産でした。