大正区の一棟倉庫
やってきたのは、大正区平尾の倉庫。なんでも、元・鉄工所の一棟だそうで、1階の天高は5m超えだとか。もちろん、前面道路から車を乗り入ることも可能で、倉庫やガレージ、アトリエなど、様々な用途にぴったりハマります。
点灯。
せっかくなので、渋井不動産が誇る不動産仲介マシーン・シュワちゃんもI’ll be back.
やはりシュワちゃんにとって、倉庫は自分のキャラを最も解放できる場所と言っても過言ではないのでしょう。ふと決めるポージングも、不思議と既視感がありますね。
シュワちゃんの登場によりご紹介が遅れましたが、当倉庫にはデフォルトでクレーンがついてきます。コンタクトの洗浄液を買ったら、トラベル用のオマケもついてきた、みたいなノリです。よかったら使ってやってください、みたいな。
基本的には現状渡しですが、募集にあたりクレーンの動作は確認済みとのこと。万が一に備え、現状は動力がOFFになっていました。
クレーンは写真のスイッチで上下に動かすことができ、チェーンを引っ張ると左右にも移動します。
倉庫部分の寸法
【倉庫】
奥行き 9,414㎜
高さ 5,438㎜
幅 4,388〜5,484㎜
【シャッター】
高さ 2,451㎜
幅 3,565㎜
※概寸により現状を優先します
上階、居住スペースへ
2階・3階は、前入居者により増改築された居住スペース。といっても、現状はかなり荒廃しているため、そのまま住むことは難しいでしょう。
2階には、9帖DKと6帖和室×2を配置。ダイニングにもタタミが敷かれており、大和魂に対する執念が大したものです。
居住スペースに突入し、すっかり所帯じみたシュワちゃん。多めに設置されたガス栓や、ユニオンジャック柄にテーピングされた窓には目もくれず、何かを炒めるシュミレーションに耽っております。
3階に到着。階段踊り場の隣には、ちょっとした収納を確保。
先へ進むと、7帖洋室が登場。当物件で唯一、このまま住めそうな体裁を保っていますね。収納も十分な容量です。
ルーフバルコニーあり
そしてなにより、3階にはご覧のルーフバルコニーがついているんです。
暮れなずむ町の光と影の中、去りゆくシュワちゃんは、”大阪府宅建協会が定めた不動産用語しか話せない”という設定と向き合っている様子。特に何も考えてなかろうと、妙なエモさが立ち込めるルーフバルコニーでございます。
これほどの広さがあれば、テーブルやチェア、ハンモックなどを置いても楽しめそうですね。
大正区平尾より登場した一棟倉庫、いかがでしたか。お隣は廃棄物リサイクルの工場なので、ある程度の音が出る作業も気にせず行えます。(反対側は住居っぽかったため、音を出す時間帯は要注意)
なにより、「クレーンが付いてくる」という類まれなる価値は、クレーン付き倉庫を探していなかった方の好奇心をもくすぐるはず。倉庫・事務所・作業書・アトリエなど、様々な用途にお使いいただけます。この機会に、ぜひこの機械を迎え入れませんか。
以上、渋井不動産でした。