一見なんの変哲も無い、卵井不動産。
こんばんは。卵井不動産です。早速ですがまずは、写真を御覧ください。
一見、何の変哲もない写真。左から「人が住んでそうな家」「人が住んでなさそうな家」「めちゃくちゃ細い家」「デカい家跡の更地」と、確認ができますね。
(卵井不動産とは:エッグい不動産。えぐい不動産。渋井不動産がローンチした今までに無い画期的な不動産カテゴリで「誰がこんなヘンテコな物件借りるんじゃい!」という好奇心だけを詰め込んだセレクトだ。しかしながらそのコスパ、ワクワク感の高さから掲載直後の成約はお決まりで、渋井不動産の収益を支える大切なチャンネルであることは言うまでもない。)
ん?
おわかりいただけただろうか。
お気づきで無い方のために、おさらいです。この写真、左から「人が住んでそうな家」「人が住んでなさそうな家」「めちゃくちゃ細い家」「デカい家跡の更地」です。
めちゃくちゃ細い家・・・。そう、今回の卵井不動産はこちら、かつて見たこともないほどにめちゃくちゃ細い家を紹介します。
勘の良い人か癖の強い人は、既に入居申込書を書きたくなっているかもしれませんが、一旦中身を見てから判断していただきたいと思います。
めちゃくちゃ細い家。
その間口を測ってみたところ、驚くことに建物の幅は「およそ1200ミリ」でした。渋井不動産の案内車両グロリアY30の横幅が1690ミリですから、グロリアに乗車したときに感じる横幅よりもさらに一段と狭いということが想像できます。
そう、それぐらいに本件は細いのです。ほそぅ。
そんな、めちゃくちゃ細い家。
玄関は、その細さを気にさせない「観音開き」でお出迎え。これなら森三中などの巨漢タイプの人間が入居することも可能となり、間口は狭いものの受け皿は広めの安心設計なわけです。
それでは早速、中へ入ってみましょう。
バイクごと入居可能。
ドゥルルン。ドゥルルルン。
ドゥルン。ドゥルルルルルン、プス。
ドゥルルルルルルルルルン。
ドゥルドゥルドゥルデュルドルン。
ドリンドゥルンドリン、プスン。
ということで、続いて更に奥に進みます。
思ってた100倍綺麗だった内装
冒頭の外観写真からこの内装を想像できた人がいたでしょうか。いや、いないでしょう。
細さこそ期待通りの本物件。その内装は、思いもよらないハイスペック物件だったんです。
■ 想像になかったハイスペック「小窓付きシステムキッチン」
「もしかして部屋の横幅より広いんじゃない?」というほど、ちゃんと広いシステムキッチンを標準装備。その相場は、だいたい7万円以上の賃貸物件に付いてるかなぁ。といった感じです。
■ 想像になかったハイスペック「シャンプードレッサー」
「もしかして搬入に手こずったんじゃない?」というほど、受け皿の広い独立洗面台が搭載されています。
サイドには室内洗濯パンも完備しており、とりあえずこれで「女子が欲しがる設備ワンツッスリー」はクリアしたといった感じ。
(ちなみに女子が欲しがる設備フォーファイッシックスは、ウォッシュレット・オートロック・食器洗い乾燥機の三点。)
ワシュレッ!
(ワシュレッ!とは:ウォッシュレット搭載してるで!の略語)
これまた思いもよらぬ、めちゃくちゃテンションの高いシステムバスをセット完了済みです。
これに関してはもはや築浅分譲マンション級で、蛇口からはお湯とお水はもちろん、ハーブティーとかも出てくるかもしれません。ぜひ、現場でチェックしてみてください。
風呂上がりのビューが、こちら。
ハイスペックな設備の数々を見たことで忘れていたかもしれませんが、この部屋の幅は広いところで1800ミリ、だいたいのところがハイスペックな設備に幅を取られて1200ミリって感じ。ほそぅ。
おや?
絶対開くし、絶対なんかある天井。
天井に、いかにも「上になんかあるゼ」という扉を発見しました。
この扉を開けたら、一体何が現れるというのでしょうか。
正解「A:階段」
正解は、Aの階段でした。
折りたたみ式の階段が出てきたということは、2階に上がれるということですね。
ちなみに「B:GOの母」を選んだ方はマザコン、「C:植田店長」を選んだ方は童貞です。
それでは早速、登ってみましょう。
隠れ家的な2階部分は、3帖+6帖半。
2階に上がると、そこは2部屋に分けられた隠れ家的空間。
写真奥が3帖の洋室で、GOの母曰く「3帖の洋室を収納部屋にしちゃいなさい。」とのことです。
安心していただきたいのが、2階も期待通りの細さを実現しているところ。
もしここで二人暮らしをするならば、布団もしくはベッヅを縦に並べるというストイックなレイアウト能力が求められます。
(ベッヅとは:ベッドたち。ベッドとベッド。ベッドズ。)
(写真:窓からの景色。眼の前の建物は、入居者のテンションがぶち上がるセブンイレブン。)
おわりに
さて、見どころ満載の本物件はいかがでしたでしょうか。
幅1200ミリの極細間口の向こう側、間口は狭いが受け皿広めの45㎡が募集開始。
ハーレー乗りのバイク野郎はもちろん、巨漢の男女も大歓迎です。
(写真:実は庭も付いてるんやで!の図)
完