隠れ交通至便な「鴫野」より、月額8.7万円の63㎡メゾネットが登場。

鴫野のお手頃2LDK

やってきたのは、城東区鴫野西(しぎのにし)。「東は森ノ宮までしか行かないんだ」という大阪市の民にとっては、読み方の馴染みもない地名かもしれません。

なので今回は、大阪城からもう少し東へ行くと、「鴫野(しぎの)」というエリアがあることと、「スーパーマルハチというローカルスーパーがある」ということが伝われば幸いです。周辺住民は、圧倒的にファミリー層が多いでしょうか。

なお、最寄駅のJRおおさか東線『鴫野駅』は、昨年の新駅開業により、『大阪駅』『新大阪駅』どちらも電車1本で行けるようになったということも、ぜひとも知っておいて欲しい情報です。

ご紹介する物件は、そんな『鴫野駅』より徒歩8分。平成2年築の鉄骨造4階建てです。入口を突破すると、良く言えばアットホーム、不躾に言うと生活感に溢れた共用部とエンカウントします。

エレベーターは無いため、このまま階段3階で向かいましょう。

お部屋は3・4階のメゾネット。階段に次ぐ階段ですが、“最上階ワンフロア2戸”というアドバンテージが、あなたの膝と精神を支えます。

3階は10帖LDKと水回りのフロア。LDKの広さは、キッチン家電やダイニングテーブルを置くと、ぴったり満たされそう。

グリーンが目を引くキッチンには、ガス2口のコンロが設置済みです。

玄関付近に集合した水回りたち。ウォシュレット付きのトイレは、恥ずかしがり屋のようなカラリーングが施されていました。

脱衣所兼洗面所は、ここだけ見ると、もはや平成生まれすらも疑わしいレトロ感。「これくらい伸ばしときゃ文句ないやろ」というシャワーヘッドも、潔くてグッドです。

上階には2つの洋室を配置。どちらも最上階ならではの天井が存在感をあらわし、傾斜の間には窓がすっぽりとはめ込まれています。

水色のアクセントクロスが印象的な6帖洋室。エアコンはこの洋室のみ未設置で、LDKと8帖洋室には設置済みです。まずは2台ある現状に感謝し、この部屋の用途を決めましょう。

なお、この部屋には唯一、クローゼットがあるため、いっそ物置部屋にしてしまうのもアリかもしれません。

では、おさらい。城東区鴫野西より登場した63㎡の2LDKは、JRおおさか東線『鴫野駅』徒歩8分。『新大阪駅』まで13分・『大阪駅』も18分の、隠れ交通至便なザ・住宅街です。

諸費用は、礼金2ヶ月の賃料共益費込み月額8.7万円。ずっと黙ってましたが、実は小型犬1匹飼育可能。(条件変更あり)

市内中心部から少しだけ離れたとは言え、スーパーや公園も近いファミリー物件が、月額10万円を大きく下回る賃料で出ました。これを機に、「鴫野」を検索エリアに入れてみてはいかがでしょうか。

以上、渋井不動産でした。