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アートの街・北加賀屋

やってきたのは、大阪メトロ四つ橋線『北加賀屋駅』梅田20分・なんば10分と、主要エリアから直通で来れる当エリアは、芸術にまつわるスポットやお店が多く点在する「アートの街」です

以前から渋井ブログを読んで下さっている読者様ならば、「北加賀屋はアートしかないんかい」と思うほど、“北加賀屋=アート”としかお伝えしておりませんが、「ほなどんだけアートなんか見せたるわい」と、一種の被害妄想に近いカタチで筆を執った次第でございます。ではさっそく、進めていきましょう。

ラバー・ダック

なんといっても北加賀屋のシンボルと言えば、毎年開催されるアートフェス「すみのえアート・ビート」に登場する、高さ9.5mもの巨大なラバー・ダック

すみのえアート・ビートのHP

マンホールにもアヒルちゃんが描かれているものがあり、こちらは当エリアに8ヶ所しかないレアなマンホールだとか。ぜひとも8つのホールを集め、9.5mの神鳥を召喚いただければ幸いです。

画像 中之島ウエスト冬ものがたり2023 HPより

※毎年年末には、中之島美術館の北側・堂島川に、ラバー・ダックが浮かぶイルミネーションプログラムも。ライトアップされ、戸惑う表情のアヒルちゃんに注目。

エントランスに吊るされた 飛べ飛べ アヒルちゃん

※北加賀屋一帯を占める不動産屋・千島土地㈱のオフィスエントランスでは、「飛べ飛べ アヒルちゃん」という名のアヒルちゃんドローンも展示中。

名村造船所跡地

すみのえアートビートが開催される名村造船所跡地

かくいう私も、以前、北加賀屋のデジタルスタンプラリーに参加した1人。”街に散らばるウォールアートや美術館、カフェなどのQRコードを集めていく”というもので、猛烈な寒波により、暖がとれる施設を中心にまわった記憶があります。背に腹は変えられない情報しか無く、すみません。

頼りにしていた紙のマップ

しかしながら、紙のマップを持ってスポットを巡るのはどこか新鮮で、1日ではまわりきれないほどの見どころにあふれていました。イベントは定期的に開催されているようなので、暖冬の今こそ、ぶらりと散策するには持って来いですね。

北加賀屋マップPDF/おおさか創造千鳥財団HPより

モリムラ@ミュージアム

展覧会ポスターは以前のもの

2018年にオープンした「モリムラ@ミュージアム」は、オーナーの財力をひしひしと感じさせる個人美術館。2階建ての渋い美術館には、ふたつの展示室、森村氏の資料が閲覧できるライブラリーやサロン、ミニシアター、オリジナルグッズや書籍が購入できるショップを併設。

「ひろく」「ふかく」「ながく」と3つの目標を掲げ、年に2回の企画展やトーク、レクチャーなど各種プログラムを行っているそうです。

モリムラ@ミュージアム(M@M)


【住所】大阪市住之江区北加賀屋5-5-36 2F
【営業時間】※展覧会開催中のみ開館
 金曜日|12:00-18:00
 土曜日|12:00-18:00
 日曜日|12:00-18:00
【TEL】06-7220-6985 ※開館中のみ受付
【HP】https://www.morimura-at-museum.org

散歩するだけでも数々のウォールアートに出会えます
ただの岩ですらもコレ

千鳥文化

もしも、訪れた日が稀に見る寒波だったときのために、暖が取れるお店情報もお伝えしておきます。

こちらは、築60年の文化住宅を再利用した「千鳥文化」。かつては造船のまちとして栄えた北加賀屋ですが、産業の衰退と共に空き家となってしまった所を再び人々が集う場に変えようと、2017年に全面改修された建物です。

「できる限りもとの姿の魅力を残したい」という思いを汲んで生まれ変わり、食堂・バー・ギャラリーホールなど、9つのテナント区画をもつ文化複合施設へ。ランチやカフェ、アルコールと、様々なメニューが揃っています。

4種のおかずの日替わりランチ
お腹を空かせたハイエナの勢いで完食

千鳥文化

【住所】大阪市住之江区北加賀屋5−2−28
【営業日】火水定休
 食堂 11:30-18:00
 バー 18:00-23:00
※詳細はHP・Instagramの営業日カレンダーをご確認ください
【TEL】06-7505-5189
【HP】http://chidoribunka.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/chidoribunka/?hl=ja

cafe NAMS

かつて工場だったハコをリノベーションして作られた、「cafe NAMS」。天井バリ高の1階と、窓に囲まれ開放感のある2階から成る韓国風カフェで、北加賀屋イチ”映える”お店でもあります。

中2階では、自社で取り扱う韓国のインテリアブランドの家具やアパレル品なども展示。昔ながらのハコを活かしながらも、パキッとした令和の内装が光るスタイリッシュな空間です。

ぶっちゃけ、北加賀屋を訪れる方の3分の1くらいは、このカフェだけを目的に訪れているかもしれません。取材で訪れた平日も、Instagramなどから探し当てたであろう若者や、観光客で賑わっておりました。

「前々からこのカフェ、気になっていたわ」という方は、周辺もこんなに散策し甲斐があるのよ、という情報が伝わればと思います。

※右上の「塩ラテ」は、cafe NAMSの人気メニュー。プリンキャラメルケーキやお芋のモンブランも美味でした。

若者に満ちた空間でオレンジジュースを飲む筆者

cafe NAMS

【住所】大阪市住之江区北加賀屋2−5-31
【営業日】
平日 AM11:00〜PM21:30
(Food Lo.20:50 Drink Lo.21:00)
土日祝 AM11:00〜PM22:00
(Food Lo.21:15 Drink Lo.21:30)
【定休日】毎週火曜日
【TEL】06-7777-3294
【Instagram】https://www.instagram.com/nams_cafe/

街ぶら中に遭遇したアヒルちゃんグッズたち

いかがでしたか。「アートの街」と連呼するだけありましたでしょうか。

知る人ぞ知る作品や、SNSで人気のお店など、話題には事欠かない北加賀屋。物販や飲食店、ワークショップなど、「新しいことに挑戦したい」という方こそ、あたたかく迎えてくれる街です。今後も、新進気鋭のお店が増えていくに違いありません。

住むも良し、商うも良し。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

以上、渋井不動産でした。

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  • 北加賀屋ぶらり。アートと食と、個人的な思い出を書き綴ってみた。

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